そのうち日記

ありきたりなことを書く

音楽の話【その緩急に魅了される打楽器】

昔の動画とか徘徊しててよく外国のライブ動画とかに行き当たります。

打楽器を学生時代にやってたので、よく注目しています。

私自身はペーペーなんですけどねっ(テヘ)

 

デイヴ・ブルーデック・カルテット Take five

Take 5 - YouTube 

この動画、ジョー・モレロのドラムソロ始まった時にみんな「おっ?やるのかい?」って感じで注目してて個人的に面白さを感じました。

演奏してる間ものんびり眺めてて良いなぁ。

変拍子の静の中の動。

そして何事も無かったかのようにまた動き出す…。

立派なステージ上だと「演じきろう」って潜在意識があるのかもしれませんが、この場ではそれをあまり感じないのか、感じさせないのか、そういうところがクールでした。

世にも奇妙な物語」の「ハイ・ヌーン」中にも使用されてました。

やはり玉置浩二版が至高。

  

バディリッチ

モーラー奏法について調べていた時に行き当たったドラマーです。 

Buddy Rich - Bugle Call Rag (live 1982) - YouTube

先生!って言いたくなります。

入りが微妙だったら止めちゃうのかい!

そして怒涛のソロ。

BUDDY RICH IMPOSSIBLE DRUM SOLO *HQ* - YouTube

これもう凄すぎて笑ってしまった。

常に怒ってる感じのおっちゃん。

CD持ってますが、車から顔だして「俺の前に車線変更してんじゃねぇ!!」とでも言ってそう(完全なる妄想)

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音楽ってやってる人たちが楽しそうじゃないと聴いてる人も楽しくないですよね。

個人的にカチカチでステージの上にいるよりは、「俺のソロを聴け〜」とか「ここのフレーズかっこいいだろ!」とか「やっぱりここの中低音のオブリガートは背筋ゾクゾクするでしょ?」とか、そういうのが伝わるくらいが楽しいです。

 

ティンパニみたいに自在に音程が操れるわけではないドラムセットでいかに数多く多彩なリズムやフレーズを生み出すか。

手でミュートしたり、ヘッド(膜の部分)の張力を変えたり、はたまたリム(フチの部分)やシェル(胴の部分)を叩いたり。

ミリずれるだけで鳴る音が音程も音質も変わるのでそれも上手く使って。

叩きながら見つけていく楽しみがわかる気がします。

 

打楽器アンサンブルだと楽譜ありきになってしまうので、少しためらいました。

タモリ倶楽部のこの動画だとこの音はこうやって出すのか…!ってのがわかるので楽しいです。

これだけwwな感じもありますが、必要不可欠でもあるんですよね…!

タモリ倶楽部 2017年5月12日 ★高画質 クラシック打楽器 - YouTube

 

 

↓※ここから昔話です※

吹奏楽部時代にはパートだけの楽譜以外にもバンドスコアごと眺めてました。

「ここであのパートが変な動きしてる!」ってのに気づいて、それが思いがけなく演奏にスパイスを加えてたり。

各パートの見せ所がわかると、演奏してても「キタキタキタキター!!!」ってなって楽しかったです。

同学年の各パートリーダーとは「あそこのフレーズ遅れ気味だよ」とか「あそこのユニゾン好き」とか「あそこのスネア意気揚々としてたね」とか言い合えて良かったです。

 

また吹奏楽やりたい気がしないでもないです。

でも管楽器の人に「打楽器は叩けば音が出るから楽ですよね」と言われたのがトラウマなので二の足を踏んでます。

とても悲しかった。

イライラして私にあたっただけかもしれないけれど、楽器ごと馬鹿にしちゃあイカンでしょう。

 

まぁ世間一般では「楽器吹けなかったのかな」とか思われます。

確かに助っ人で管楽器の人に簡単な打楽器やってもらったりもしました。

叩けば誰でも鳴らせます。

小学生でも幼稚園児でも親しめる楽器です。

下手の横好きなりに管楽器も吹いたりしてましたが、打楽器に空きがあったので軽い気持ちで「やったことないからやりたい!」と選んだ経緯はあります。

 

でも、やればやるほど楽しくて。

トライアングル一音「ち〜ん」ってやるだけでも叩く場所や、叩くビーター(棒)、持つ場所、体の向き、手や腕の動きやイメージまで徹底的に議論してました。

楽器をやってると技術にウェイトを置き気味でしたが、打楽器をやってから表現の部分がよくわかるようになった気がします。

上のタモリ倶楽部の動画でも、ハンマーを叩いた後に「仕事終わったど〜♪」とスタスタ歩いてしまうと演奏自体ぶち壊してしまいます。

動きも見られていることを自覚して、どう動けば曲を表現するかまで考えなくてはなりません。

 

でもパッと見ですごい!ってなるのは早弾きとかなのか…なぁ?

マリンバの4本マレットピアノ(弱く)で…とかでもそれなりに難しいのですが見てても「はぁ…?」ってなりそうで。

基本的に楽器は強く弾くよりも弱くする方が難しい気がします。

 

ルーティーンの基礎練習はしっかり抑えていましたが、飽き性でもあるので曲ごとに担当する楽器は様々で楽しかった。

時には一曲丸ごとタンバリンで、親指の皮が剥けるほど練習しました(叩くだけじゃないんです)

サンバのリズム、楽器を演奏すると、リズムの激しさからか自然に踊っちゃう不思議。

鍵盤か太鼓かでおおよそ別れたりしますが、学年では打楽器が一人だったのでどちらもやりました。

高音域の打楽器もあれば、低音域の打楽器もあるので、やはりバンドスコアを眺めることは大事だったなぁと思います。

低音の管楽器(チューバとか)のアタックの弱さと音が出るまでのタイムラグを補うのがコントラバス(バイオリンのでかいやつ)の役割でもある。

こういう風にそれぞれの楽器の利点や弱点を相補的に知っておけば、自ずからお互いを尊重して総合的なサウンドは良くなる

という指導者からの言葉が印象に残ってたからだと思います。

 

打楽器やってて、いろんな奏法や楽器ではないものから音を作り出したり、音の処理にどのくらい神経質になれるか、楽器の掃除や調節でその仕組みがわかったりするのが楽しかったので、パートのアンサンブルが正直個人的には純粋に楽しかったです。

山から竹切ってきて楽器使ったりとか楽しかったな。

基礎練習も自分との対峙なので、ひたすら一人で集中できて編み物的な?面白さがありました。

たぶん一番好き。

孤独にコツコツ没頭したい時は最終的にピアノです。

 

でも音ゲーはものすごく苦手です(オチ)

もっと楽器の魅力が伝わる動画みつけたいなぁ。

化粧の話【ブルー系カラー3種、青ラメを求めて】

夏といえばですよね〜涼しそうだし。

 

そんなわけで、イエローベースの私にしては珍しく青系のカラーを買いあさってました。

今日はその比較をしたいと思います。

普段見てるコスメ系ブログの真似っこを…やってみたかった(笑)

チャレンジ精神溢れる色は、だいたいプチプラのものが多いので悪しからず。

 

目標

  • バブリーにならない。
  • 青色が強いものではなく、青ラメがチラチラっと輝けばいいなぁ。
  • 馴染ませるためにベージュ系カラーをベースに置くことを前提とする。

 

こんな感じです。

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おとうさんの洗ってないパジャマみたいな背景ですみません。

ただの長座布団です。

そしてなんか周りに臭そうなオーラ出ててすみません。

カーテンの色の関係です。ユルシテ…

 

上から順に。

  1. イプサのアイカラーペンシル 06
  2. ローソン限定 インテグレートのアイカラーペンシル
  3. エスプリーク セレクトアイカラー限定BL904

 

お手頃価格!だいたい2000円〜500円前後で買えます。

どうだい!財布も涼しくなった!

 

1.イプサ アイカラーペンシル 06

繰り出し式のアイカラーペンシル。

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ぱっと見アイスブルー。

ラメの感じも白っぽいです。

少し色ラメあるのはラメ飛びです(ごめんなさい)

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2.インテグレート アイカラーペンシル

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ちびっこいペンシルが二つ。

メインカラーの青と、ハイライト的に使う白。

ロケット鉛筆をちょっと彷彿とさせます。

結構青々としてます。

でも、ラメはシルバーとブルーが混ざっていて指で伸ばすと綺麗!

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3.エスプリーク シングルアイカラー 限定 BL904

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プチプラの雄、エスプリークのシングルアイカラー。

夏っぽく、色味よりもラメで透明感を出しています。

マーブルなので、色の濃いところと薄いところを別々に使っても、混ぜて使ってもオッケー!

今回は混ぜてます。

多色ラメ!ギンギラギンにさりげなくない!

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個人的には目標に合ったもの…と考えるとインテグレートのアイカラーペンシルかなぁと思います。

他のはラメも青くはないですし、指で伸ばした時にラメ以外の色味の部分が、ムラになって伸びた印象です。

インテグレートは元々クリームシャドウがあって、それをペンシルにしたのかなぁ…と思います。

ドラッグストアのテスターがことごとくカピカピなので、まだしっかり試せてませんが…。

 

イプサはおそらく涙袋やラインの補助的に二重幅だけ…で使うと良さそう。

ラメよりパール感が強いです。

パステルカラーに合わせれば透明感出ると思います。

エスプリークは単体で既に派手派手なので、そんなに濃く入れなければ指で伸ばさなくても綺麗です。

多色ラメのおかげでうるっとした瞼になる印象。

他にもRMKのカラー試そうと画策してます。

 

それにしてもなるべく毛の少ない肌の綺麗なところを求めるうちに、二の腕の内側でスウォッチするようになっていきました。

腕の写真ばかりで病んでそうな写真フォルダが出来上がりました。

 

【番外編】

RMKのマットマスカラ ネイビー

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こいつぁなかなか良いです。

つやつやっとした睫毛にはならないのですが、光に当たるとぼややんと発色する感じです。

光に当たってなければ青みのある黒みたいな感じです。

青すぎることもなく、ちょうどいいです。

白目が綺麗に見えるみたいです。

上より密度の低い下まつ毛だけに念入りに塗れば、それなりに青っぽく見えます。

 

 

他に試したのはVisseのパレットですが、これはパール感強目でした。

コスメデコルテのアイグロウジェムも、赤ラメで肌馴染みを良くしているのでちょっと違かったです。

他に良い物があれば教えてください。

漫画の話【リメイク】

なんなの私漫画ばかり読んでるじゃな〜い

この記事は途中に余談が多いので、よほど暇を持て余しているようでしたらどうぞ…。

 

リメイク

 

リメイク 1 (EDEN)

リメイク 1 (EDEN)

 

 元BA(ビューティーアドバイザー・化粧品売り場のお姉さんたち)の作者が描く物語。

あんまり女性向けとか恋愛マンガとか読まないんですけど、コスメ好きなわたしは読んでて楽しかった!

特におまけページとか!

作者お気に入りのコスメの具体的に良いところとか詳細に書かれててワクワクしました。

 

主人公かのこは派遣OL。

タバコスパスパ。服も髪も地味。

でもふと立ち寄ったコスメカウンターで、化粧して綺麗になった自分に感動。

そのBAさんに憧れを抱き、自分もBAに転職することから物語は始まります。

 

 

※余談です

直接コスメカウンターに行って、フルメイクして貰うと…

普段の自分のメイクと他人にしてもらうメイクは全くの別物です。

乾燥するとか崩れるとかの悩みについては当たり前のように教えてくれますし、客観的な視点や流行を取り入れてくれるので驚くほどに変わります。

ちなみに私は、眉毛の形をふんわり自然な並行っぽくしてもらったら若い子になりました(不思議)

そもそも化粧に興味のない友達は、アイシャドウを割と奇抜な色にしてもらい、思いの外似合ってたので感動してました。

こんな経験があったのでかのこの心変わりもよく理解できます。

そんなわけで、メイクよくわかんねって人は一度訪れてみても良いと思います。

 

 

んまぁ女性向け漫画なだけあって、恋愛とかも絡んできます。

チャラめの元カレが警備員として就職してきたり、フロアの担当の四十崎さんにときめいたり。

恋愛に関しては微妙に揺れ動くのを続けてるイメージです(うっすい感想ですみません。よくわかんね)

 

やっぱり面白かったのはBAの視点が書かれていること

たぶんこれ読んでる人は、ほとんどこういうところが目的で読んでると思います。

接客が主ですが、商品をいかに売るか、独りよがりになってないか、その顧客が何を求めているのかなど、失敗と成功を通して成長していきます。

時には自分には合わなくて痛い目をみた商品を売り込まなくてはならず、葛藤することも。

 

私も接客経験があるので、真面目なかのこの接客を見て「あーた、それはないでしょうよ…」と思うところもありました。

でもかのこ自分のやり方で別な突破口を見つけていきます。

同じ店舗の同僚たち、他店舗のライバルたちはそれぞれのスタイルがあり、得意な分野というか記録もそれぞれ。

分析を得意とする人、お客様の気分を高める人、サンプルだけ渡してもその後にお客さんが現品を求めにきやすい人などなど…。

全部真似しようとせずに自分に合わせた糸口を見つけることで、最後にはそもそもの真面目さを活かしたいい接客ができるようになったなぁと思います。

実際にBAさんたちと話してみても、それぞれのスタイルがあるなぁと思います。

しっかし、BAさんのノルマとか知ってましたが、予想以上にしっかり取り組んでるんだなぁ…という感想です。

 

あと、主人公たちと同年代なんですが、結婚とか将来とか、そういう話もゾクゾクっとしました。

身の回りの友達は「55歳くらいまで夫婦二人で遊んでたい。寿命は150歳くらいまでがいいな」とか言う、割と非現実的な人が多いので改めて自分の年齢を実感しました。

でも作中のチーフがどう見ても24歳には見えないので、やっぱりそんなに現実味ないかもしれない(逃げ)

 

 

※さらに余談。

コスメカウンターは結構緊張します。

特にタッチアップ中(タッチアップとは、実際に化粧品をつけてもらうこと)。

「うわぁ…顔のムダ毛剃ったっけ…?近くでみないで…」とか「目元よれてるからみないで…ミナイデ…」とか、私はかなり葛藤します。

タッチアップ中は息を止めます

BAさんの可憐な指に私の鼻息なんてかけられないわ!!!

そして問題はタッチアップしてもらって微妙でも「アーイイデスネー」なんて言ってしまいまうことです。

でも正直に「合わないです」とか「よくわからないです」って言った方がお互いのためなんですよね。

何を求めてるか正確にわからなくなってしまうし、そう言った本人も正確にいい商品を求めづらくなります。

この作品のお客さんたちは結構はっきり言う人たちが多いなーと思ったんですが、自分のための商品を求めにきてるので当たり前ですよね。

私も次からはお世辞言わずにちゃんと言おう…!と思えました。

 

 

そして「あんなもんに金かけるなんて…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

すっぴんが詐欺だった」場合はよくわかりません。妖怪の類だと思います。化粧は化けるって書きますから。

残念ですが素直に食われてください。ご愁傷様です。

化粧して可愛いなら良いんじゃね?(ヤケクソ)

個人的には化粧のテンションの上がり方は車とかバイクのカスタムみたいな感じです。

「快適に」「かっこよく」「機能性を高める」など様々な目的で行うかもしれませんが、女は顔面でやってます。

KISSか!キャッツか!ってほどのアイラインとか、てんぷら食べた後みたいな蚊が獲れそうな唇だけが化粧じゃありません。

毎度時間かけすぎて待たせたり、似合わなかったり、不自然すぎるメイクがおそらく反感買うんでしょうね…。

流行のメイクの中には同性でもゾクッとするようなメイクはやっぱりありますね。

 

毎日の化粧にちょっとだけ工夫を凝らすようになりましたし、更に楽しくなりました。

あと20歳を越えると「マナー」「身だしなみ」みたいに言う人もいるので、仕方なくやってる人も少なくはないと思います。

そんな人に読んでもらいたいなぁ。

普段あんまり元気がないおばあちゃんに口紅してあげるだけで、表情がパアッと明るくなります。

私も素敵な色をつけた後は、自然に姿勢や表情が引き締まります。

化粧の秘めている力は凄いです。

山道の話【宮城・山形の境目】

境目シリーズです。

シリーズってのはいくつか経路があるからです。

車運転中(しかも峠)なのでなかなか写真もなく…備忘録です。

 

  • 三本木IC〜中羽前街道〜尾花沢

 

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加美町とか色麻町から、尾花沢や大石田方面に抜ける道。

中羽前街道、347号線です。

奥羽山脈の鍋越峠を抜けるので起伏はそれなりにありますが、すれ違いが難しい道路なわけではありません。

ちゃんと片側一車線ずつあります。

 

(オフレコ)

河童のふるさと色麻町とか興味深いですね〜!

小野田とかあの辺りは一面田んぼ!唐突に小さな街!そしてすこしレトロな町並みに古い建物(寺?)!生垣の花!夏に通るとビビットでワクワクします。

加美町とか色麻町大衡村鹿島台などの内陸の古川〜仙台のあたりはよくバイクで走ってる人が多いです。

眺めもいいですし道路が単純なのできもち〜でしょうね…!

三本木は夏のひまわり祭り、春は菜の花咲いてます(PR)

(オフレコおわり)

 

4月下旬だとまだ奥羽山脈は冠雪してました。

やくらいの横を抜けて中羽前街道を山へ入ります。

結構奥まで民家がありました。

ひたすら山道でしたが、この時に初めて新芽の柔らかそうな緑を実感しました。

強めの陽射しを反射する残雪、横には雪解け水を運ぶ鳴瀬川、そして小さな柔らかい緑の葉。

この歳になって遅めの春の始まりをこんなところで実感しました。

道を登れば登るほど、細くなっていく鳴瀬川

 

鳴瀬川!?あなた鳴瀬川なのね!?

普段は河口付近の鳴瀬町で見るデデーンとした姿しか知らなかったけれど、あなたにもこんなに初々しい頃があったのね…

 

山道では前後に車がいない時にノンフットブレーキチャレンジをしてみましたができました(危険)

なのでそんなにキツイ山道ではないと思います。

山菜採りの車なんかも多くて、時々二、三台連なって走った記憶があります。

途中に母袋トンネルというところがあって、「カンガルーっぽいな」と思いました。

いやでも…母の袋…子宮?!胎内回帰…?!トンネル…!?ここ通ったら胎児に…!?とか、もう地名だけで変な方向に想像が止まりません。

尾花沢市母袋は、日当たりと水に恵まれていて、恵みの母だよね〜みたいなことでついた地名だそう。

怪しい宗教観などは全くありませんでした。

 

トンネル付近で脇道があって、どうやら公営牧場へ行けるようです。

今度行ってみたいなぁ。

峠を越えると一気に坂を下って、尾花沢の集落へ。

山形に来て少し驚いた?真新しい?感じがしたのは、道路の茶色っぷり

昔、銀山温泉行った時も道路の色が凄かった。

融雪剤の影響とかなのかな?

 

街並みもなんだかのどか〜な感じで…とても好み。

雪の季節はさぞ風情があるんだろうなぁと思いました。

道路に迫るように民家があったので(民家の間を無理やり道路が通った?)峠からのスピードのまま進入しないよう注意です。

 

集落を抜けるとドワーッ!と広がる山形の平野です。

月山とか謎の山たちが遠くにたくさんありました。

地図見ながら走りたかったけど…とても無理でしたww

 

  • 仙台〜関山〜東根

 

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48号線を作並方面へ向かって、ずっとへろへろ〜って感じで行く道路です。

正直、面白くなかったな…

起伏は、山形側からでも宮城側からでも下りがキツく感じました(そりゃそうだ)

カーブもそんなにキツくないし、高速乗らない人の主な道路です。

なので交通量も多い。

原付ですら走ってるので…。

 

心霊スポットと噂される関山トンネルを通りますが、地元近辺のトンネルの方がよっぽどホラーです。

狭くてジメッとしたオレンジ色ライト(重要)の古いトンネル連れてきてからそういうこと言いなさいよね。

夜に関山トンネル通りましたが交通量が多いので、心霊スポットみんなで通れば怖くないって感じでした。

 

他の仙台〜山形となると、魔の286(ニーパーロク)です。

荒吐が開かれる、川崎町のみちのく湖畔公園の奥に行く感じです。

東北の酷道といえばこことか月山道路のとこですかね…。

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まだ未踏です。ごみんなさい。

高速道路沿いを行く道路ですが、笹谷峠がとにかくキツイらしくて。

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山形自動車道に極力乗りたくないけど楽したい人は、笹谷IC〜 関沢ICの一区間だけ乗ると上手いことこのぐにゃぐにゃを回避できます。

うーん行こうかなぁ。迷います。

 

  • 七ヶ宿〜高畠

 

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もう白石から七ヶ宿行く時点で狭いトンネルあったりして割とスリリングです。

七ヶ宿はその名の通り、宿場町だったのかなぁっていう風情があります。

というか峠周辺は大体宿場町だったのでは…(今気づいた)

七ヶ宿ダムがあったりして、道の駅みたいなところでよく祖母にお土産のお野菜買ってます。

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↑ダムでなんか水をぶっ飛ばしてた時に遭遇

 

高畠までの道路は結構大きい気がしました。

んで、下りがカーブも起伏もダイナミック。

立派な遊園地のジェットコースターみたいな。

雪が降るから、路肩もかなり広めで走りやすかった。

高畠に降りるとすぐ道の駅があって、ぶどうを買いました。

そしておそらく高畠の街並みは結構立派なところがありました。

モダン…?昭和…?デザイン…?なんかそんな感じの…

道路が大きくて、慣れてないと縦横無尽に走りそうになります。

 

まだ行ってないのは、電車では通ったことのある鳴子〜最上地方の47号線。

蔵王〜上山を結ぶ12号線。

そして286号線。

 

12号線を山形へ行ってから、山形〜福島県伊達市を結ぶ399号線で帰ってきたい。

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こういう謎のグニャッた道路の地図見ると興奮してきますね〜。

眠れない時とか眺めてるとキャーキャー言って眠れません。

スクショの時間見て貰えばわかると思いますww

こういうところはだいたい歌って運転してます。熊除けです🐻

 

ぼくのしょうらいのゆめは、ぐーぐるかーのなかのひとです…!

季節の話【田束山のホトゥアル…】

こないだツツジを見に行った田束山の記事が出てました。

 

<ヒメボタル>星空の瞬き 短い命燃やして | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS

 

オエエッ!?!?綺麗やね!!!

宮城の右上の国道346号線では米川とか鱒淵のあたりで時々「蛍の里」なんて表示を見ますが、まぁ近くの山なんで田束山にもいるかぁ。

蛍とかメダカっていろんなところにいそうで居ないですよね〜。

小さい頃に蛍はどこかで見たけど、たぶん母の実家とかその近く。

自分の地元は山か海かの極端な地形だったために田んぼが無く、川の生物や蛍が育つ環境はありませんでした。

 

346号線は夜ばかり通りかかってました。

昨年の年越しは親戚の集まりを避けるためにあそこらへんを徘徊してました。

こないだ昼間に通ったら思ったより広いなぁという印象でした。

もっと鬱蒼としてるかと思いきや…!

 

346号線沿いには「隠れキリシタン」がいたらしく、いろいろと逸話もありますね〜。

結構ディープな地区だと思います。

何より346号線を走ってると一瞬岩手にちらりと入るのが地味に面白いです。

標識が「また来てね宮城「ようこそ岩手「また来てね岩手「ようこそ宮城」みたいな感じで忙しなかった印象。

看板、何個あったかなぁ。

 

気仙沼までドライブした後は、疲れて高速を使いたくなるので三陸道を求めて本吉から内陸へ向かうことが多いです。

それでよく通ります。

基本的に下道が面白いので下道が主です。

三陸道が通るとそんなこともなくなっちゃうのかな。

今は確か南三陸まで通ってたと思うので、あともう少しですね。

三陸のあたりはまだ嵩上げがあり、道路とかがきっちり整備されていないので、行くたびに道路が変わってたり…。

 

大谷海岸から気仙沼までの渋滞は結構ツライのでそれは嬉しいかな。

でも気仙沼あたりの45号線の一番海が見えるあたりで、三陸道が邪魔するように建つっぽくてチェッってなります。

高速道路ってなかなか眺め良いところに敷かれる割に、車高が高めの車じゃないとあまり羨望は良くありませんよね…。

事故発生時の強度とかの問題もあると思いますけどね…。

あと震災前に気仙沼線乗っときたかったな〜!

漫画の話【宮本から君へ】

無料のアレの漫画のアレです〜

 

宮本から君へ 

宮本から君へ [完全版] 1

宮本から君へ [完全版] 1

 

ひえー疲れた疲れた。

この作者の作品はとにかく癖が強くて勢いとか怒りとか胸糞悪さとかギュギュッとしてる気がします。

あと下品ネタが多いのでお気をつけあそばせ〜

とにかく、読み始めた当初のイメージと終わりのイメージは全く違ったものになってた気がします。

 

※ネタバレ注意

※言葉遣い悪いので注意

 

最初はどこにでもいる不器用なサラリーマン宮本の営業奮闘記?って感じでした。

後半になるにつれて人間離れしていきます。

 

最初はまだ人間らしいというかよくいる?青年の宮本。

大人ならそこは空気読んでこうするだろ…ってのも読めないし、営業スマイルもできないし、学生時代何やって来たんだろうって思いました。

でもとにかくアホで真っ直ぐで、上司や取引先の中には宮本のそんなところを気にいる人もいる。

孤立しかねなかったけれど神保さんと小田課長が居たから良かった…。

島貫に対する土下座ラッシュはすごかった。

というか島貫にはずっと腹立ってました。誰か蹴っ飛ばしといて〜

営業先の人たちや、野次を飛ばしたりする周りの人たちもいい味出してます。

 

女性関係もなんだかパッとせず…。

初っ端の女性、甲田さんに対してもオドオドした感じで、突然大声出したりと学生時代彼女がいたのはホラか?って思うくらいの不器用さ。

そこがまたトレンディでもありました。

この作品に出てくる女性たちは、基本的にあっけらかんとしてて明るくて性格が可愛い。

笑い飛ばしてくれるような女性たちじゃなければ、ドン引きされて終わる可能性もありました。

既婚女性たちのドーンとした態度も、未婚女性たちのキャピッとした態度もそれぞれ良かったなぁ。

やっと一番リアルに感じたのは、出産後の緑ちゃんかな。

 

靖子と関わるようになってからは読むの辛かった。

最初の頃はもう幸せが顔から漏れ出てくるような生活を送ってるわけですよ。

ずっと続けば良いのに。

でも「幸せ貧乏人」の名の通りなのか…。

 

裕二も良い奴なんだか悪い奴なんだか。

悪知恵が働くというか小賢しくて女にモテる。

許さなければ徹底的にやる(ヤンキー中学生みたいな語彙ですみません)。

たぶん器用に生きていける人で少し羨ましい気もするけど、男らしくはないですね。

父親になれないならああいう風に堕ろせって言ってくれた方がいいのかなぁ。

一番良いのは父親になるから産めって言われることなんでしょうけど。

そして最悪なのは雲隠れとか、責任の押し付け合いしたままタイムリミットなのかなぁ。

そこらへんの潔さは遊び人ゆえなのですかね。尊敬しませんけど。

 

靖子が強姦されるシーンは、すぐそばに酔った宮本が爆睡かましてて悔しかった。

奥歯痛くなるくらい腹が立った。

妙に生々しくて気持ち悪い。去勢して藪にでも捨てちまえ。

その後の靖子も見てらんなかった。

あのクソ息子の態度よ。

あんなんでも彼女いるのが胸糞悪い。

でも最終的にそのままにする宮本じゃなかった。

顔面も性格も半狂乱で毎日過ごしてたけど、最後の最後に握りつぶしてくれました。

犯人の父親は取引先であることで宮本も派手には動けず…母親にも一方的に恨まれてしまいます。

悪い奴は悪いとハッキリ言えたら良いけれど、靖子と宮本の問題もあり、宮本と取引先の問題もあり。

最後に犯人の母親に大怪我を負わせたことなどの責任を問われ面と向かって「何とも思わない」と言い放ったのが良かった。

 

出産のシーンもまた靖子が靖子が〜(泣)ってなりかけました。

誰かそばにいてあげてよ!ってそれが宮本か。

駆けつけた救急隊の塩対応も好きでした。

裕二から聞いた靖子の一途さとか、普段はカラッと笑い飛ばして説教する男勝りなのに、たまに見せる弱さ。

迷いながらではありましたが、宮本視点なこともあり宮本が選ぶのに納得の女性でした。

結婚を納得させたシーンは宮本が勝ちました。

キャピキャピ女たちよりは共感できました。

 

両親への結婚報告のシーンも一筋縄ではいかないというか、そりゃ当たり前よって結果になります。

ここで洗いざらい吐いて大団円となるわけがありません。

ここら辺はこれから解決していくべき問題ですね。

 

営業での成功や、自分の気の済むようにできた経験で、当初の宮本と終盤の宮本は別人になった気がします。

先輩相手に拳はあげるわ、昔の女には冷たくできるわ、彼女の親には愛嬌よくできるわ…。

最初は割と常識的でしたが、最後はもう暑苦しいくらいに暑苦しい。

終盤に近づくにつれ、毛はなくなるわ歯はなくなるわ顔の原型もなくなるわで、これは浦安鉄筋家族だったっけ?って感じでしたが、ちゃんと終わりにはほぼ完治しました。

 

読んでなんか疲れた理由の一つは、歯を食いしばったり手をギュッと握りすぎたりしたことなども含まれると思います。

チェッカーズ張りのギザギザハートになったところで物語は終幕。

仕事でも人間関係でも、理不尽に対する怒りが原動力になってました。

 

小説など含めた読書って他人の人生や脳内を垣間見る行為だと思うんですね。

百聞は一見にしかず、己の人生に勝る経験はないのですが。

そこで得た疑問や人物の心理状態や物事がうまくいかない理不尽に対する怒りや葛藤が私は面白いです。

奥歯が割れそうだぁ…

漫画の話【イヴ 恋を科学する麗しき女神】

無料で読んだ漫画のアレのアレです〜

 

イヴ 恋を科学する麗しき女神

 

イヴ 恋を科学する麗しき女神1

イヴ 恋を科学する麗しき女神1

 

 

キャバ嬢が科学実験でもするのかな?とか思ったのですが、違いました。

まぁ相談者は最初にモルモットとは言われてますが…。

恋愛心理学者の伊武マリアが、恋愛科学研究所で相談者の悩みを解決する!というものです。

短絡的に「チェリーボーイにノウハウおしえるで〜」とかではなく、冷静かつ真剣に個々人に合わせて物事にあたっています。

 

作品を通して、ゆっくりと伊武マリアの生い立ちや、なぜ恋愛心理学を志すことにしたのか…などが明らかになります。

しかし、だいたいは「迷える子羊たちの救済」がオムニバス形式でまとめられています。

恋愛で悩むのは男も女も。

ウブな人も遊び人も熟年夫婦も相談に訪れます。

 

最初は結婚詐欺やキャバ嬢に貢ぐ、ある意味「あるある」な物語ですが、ただ解決するだけではありません。

相談者の核心にズババっと触れ、上手い具合にそれを自覚させるようにしています。

心理学ということで、ある物事を経験した相談者が「あれはそういうことだったのかな」で自己解決するのではありません。

「思い込みの激しい」人や、「生まれ持った性格」に柔軟に対応し、「自分を省みる」ように仕組んでいます。

時には相談者のパートナーが相談者だったり…。

 

伊武マリアの客観的で冷静な性格は研究者として…でもありますが、過去のエピソードからでもあります。

その先生が軸になっているので、物語は割と淡々と進んだ印象です。

先生も真面目ながらも抜けたキャラなので可愛いのですが…。

その中でもキャラクターを通してメリハリをつけていたイメージがあります。

 

キュートでスイーツめな巨乳助手?の由衣ちゃん。

由衣ちゃんは相談者を気遣って、先生のズバッとした物言いを柔らかく言い換えてあげてたりと優しい子です。

しかしイケメンには目がないようです。

あるエピソードでは恋する由衣ちゃんも見られますが、あっさりと終幕します。

 

かつての相談者で、スペックは高いが愛に飢えたアホレオン

愚直バカタイプの男で都合の良いように利用されがちです。

昔の少年向けの漫画の主人公にありがちなタイプですが、私はこういうキャラは割と好きです。
初登場からギャグキャラ枠の地位を築きながらも、最後には伊武マリアを支えていく方向にシフトしたので良かったな〜と思います。

 

とにかく色気でショック療法を得意とする撫子先生

海外から来たこともあり、とにかく奔放。

相談者には身体を張って対応したり…。

そして、男は一流の服に身を纏え!みたいな固定観念があり、押し付けがち。

相談者のヲタッピーディオールの服を勧めてましたが、素直に買ってたのはちょっと笑いました。

相談前のレオンと似たようなところがあります。

マリア先生が色気などをあまり表に出さず、淡々と対応するのとは対照的な存在です。

しかし、心理面でのサポートなどが心許ないので根本的な解決にはならず、負けたイメージ。

 

男の人というかおっさんたちが上手く描かれていたと思います。

女の人達もとにかく美人ばかり。

キラキラ可愛い女の子系の漫画のおっさんたちはE.Tっぽいのですが、この作品は青年誌寄り。

でも少し前の作品なので昇天ペガサスMIX盛り感があります。

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ここまでじゃないんですけど…なんだろ小悪魔agehaとか思い出しました。

 

学問史的な話はありましたが、あまり学問感は強くなかったかな。
科学というと理系なのか?と思いましたが、心理学は人文科学の分類になるようで、その科学なのかな。
心理学は教養科目でサラッとしか学んでませんが、おそらく脳内の刺激やホルモンなどの話まで行けば理系な側面もあるんだろうなぁ。

 

この漫画が恋愛において役に立つのかといえば、どうかな…?と思いますが、困ったら相談してみたいとは思いました。

心理学的な見地からは物が申せないので(笑)その点には触れないでおきます。

相談者がみんな前向きに終われてたので読後感が良かったです。