音楽の話【迂闊にも泣いてしまったPV】
たぶん精神的に病んでた時に聞いたからかもしれないけど、うっかり泣いてしまったPVを集めてみました。
Grover Washington.Jr「Just the two of us」
Grover Washington Jr. - Just The Two of Us - YouTube
別の記事でも挙げたのですが、観客にドラマを感じるのが良いです。
踊りまわる老夫婦とは別に、ちっさい子供を支えている父親が頭を子供につけて泣いている映像1:10〜が辛くなります。
っていうかこれPVじゃないじゃん。
平松愛理「部屋とワイシャツと私」
娘を嫁に出す時の父親の気持ちになれます。
赤ちゃんの頃、無邪気に遊んでた頃、猫を飼いたいと言い始めた頃、反抗期…
女だし娘の立場だけど。
震災で大学以前の頃の写真とか全部無くなってしまったけれど、親は写真なんかなくても覚えててくれるんだろうなって。
たぶん私にもこんな時代があったんだなーと思うのと同時に、嫁に行く気配すらないので親に申し訳なくて泣くのもあります(笑)
結婚したいけどうまくいかないこともあるよね〜(もうすぐアラサーの女のリアルな声)
バブルガムブラザーズ「Won't be long」
Bubble Gum Brothers [Won't Be Long] - YouTube
これの2:55〜見逃しませんでしたよ。
商店街のお店の前で祭りを見ながら佇む一人の女性。
カメラが下がる。
捉えたのは、女性が大切そうに抱える一人の男性の遺影。
ハンカチで涙を拭く女性。
隣にはおそらく娘さん。
町で愛される祭りは、いろんな人の悲喜交々ひっくるめ、去年と同じように淡々と、それでいて熱を存分に帯びて進行して行くんです。
高円寺のお祭りだそうです。
楽曲の陽気さと映像の忙しさ、単純にそれだけではないPVです。
「お祖父さんはね、このお祭りで笛を吹いてたのよ。毎年祭りが楽しみで楽しみでね…」
こういうエピソードが生まれるのが、地域の伝統のお祭りの良さだと思います。
どんなに小さくても、名は知られていなくても、企業の大きな協賛などなくても、その土地の人が中心的となり参加し、愛着を持てる。
私も地元のお祭りには毎年帰って手伝っています。
幼馴染が舞う御神楽、久しぶりに会う旧友たち、小さい頃から怒られたり声をかけてもらってきた馴染みの大人たち。
小さいながらも地域の誇りでもあり、「お祭り」なんです。
重い話ですが、これからの日本ではそういうお祭りが無くなりそうで、少し不安でもあり寂しいです。
少ないし、説教臭いけど、こんな感じです。
迂闊にも泣いてしまったジャンルとしては、「みどりのマキバオー」のうんこたれ蔵が「おかあしゃんおかあしゃんおがあじゃん〜(泣)」と泣きじゃくるところとか(恥)
あとダンボが母親と会って「泣かないでね〜可愛い坊や〜」の歌が流れるところとかです。
親離れできてないんですかね。
何かまた思い出したら追加します。