そのうち日記

ありきたりなことを書く

地元の話【現在の安全と感情】

いや〜ん重いテーマかしら〜

きゃわきゃわ♡(死)なブログ書いてたけど、一気に人間の心の深淵が垣間見えるブログ書きますね。

ほんとこいつ頭おかしいと思われるでしょうし、ただの愚痴書いてるだけなので回れ右していただいて結構です。

 

なんかテレビでも多く報道される季節になりましたね。アレです震災です。

興味ない人にとってはウゼーウゼーって感じだろうし、私も感情論はもういいから理論的な解析とかCG使ったシミュレーションが面白くてイイナァ〜とか思ってます。

これから書くのはまぁそれらを全く無視した真逆のことなんですけど。

 

津波でやられた地域の多い宮城沿岸回ってきました。

三陸の地形は風光明媚で変化に富んでいます。 

しかし地形の関係で津波が高くなるので、昔から慣れてはいるのですが、今回は(と言っても7年経つのか)「まさかここまで」という感想でした。

今までの大きかった津波(チリ津波)で床上浸水くらい。

今回のは裏の山の木の枝に衣服が引っかかるくらい。

ここらへんは様々言われてるでしょう。

 

まぁ、何をか言わんや。見てくれ。

f:id:sengayk:20180307215703j:image

元々、切り立った山と、目の前の海に挟まれた狭い平地に道路や宅地がありました。

前あった防波堤が1mくらいなので、車で走っててもこんな感じで対岸の山や海は見えました。

 

それがこうだ。

f:id:sengayk:20180307215903j:image

デデドン

新しい防潮堤。まだ工事途中ですが、かなり高いです。

 

f:id:sengayk:20180307220004j:image

別の場所だけど、遠くから見たら二階くらいの高さまできてます。

f:id:sengayk:20180307220057j:image

手前の黒いのが前の防波堤。だいたい大人の胸のあたり。

奥の白いのが新しい防潮堤。

 

昔から見えてた海が失われた〜とかの声もありますが、「何かあった時に見えない方が怖い」という声もありました。

ましてやだいたいの人が海で食ってる土地柄です。

さらにここから住居の高台移転、狭い平地の嵩上げもあります。

平野が広がる土地での大きな防潮堤は、避難時間の短縮などのために有用であることは想像に難くありません。

 

しかしこの写真の防潮堤は、道路を挟んですぐ山。

そしてカーブの多い道路沿いで対向車が見えないとか、圧迫感ン!とか、雪降ったら融けないとか、簡単には超えられないとか、出るわ出るわ不安要素。

 

今更、素人判断で物申す烏滸がましさはありますが「やりすぎじゃねえか?」って思います。

松島の必要のない磯まで固めてるのとか、「人間様、偉そうすぎじゃね?」と思います。

自然災害は防ぎようがないです。

所詮は地球にへばりついてるノミみたいな人間たちがあーだこーだしたところで天変地異に勝てるわけねーです。

勝つのが目的じゃないのはわかってるけど、過信しすぎな気もします。

そもそも地震も多く津波もくる土地で、のんべんだらりと平地に住んでたのもおかしいだろって高みの見物からのバッシングもまさにおっしゃる通りで。

そんなわけで猛獣に狙われた野生動物よろしく高いところへ逃げることになったわけで。

 

何かやらないと責任を問われるから万全を期してやったんだろうなとは思います。

でも普段の生活や土地の魅力奪ってないのか疑問です。

商業施設、各施設の保護かあ。なら平地が多いとこだけにしたらどうだろう。

山が近いところはすぐ高台に逃げられるようにしたりで良くないのか。

そもそもこんな街になっちまって人は戻ってこねーよ。

店なんて儲かるとこにしかできねーよ。必要性ややりがいだけで飯食えねーもん。って諦め半分。

海の生物が生きる磯の地形をペカペカのコンクリで固めていいのか。

森は海の恋人って習ったので、これから海が貧しくなるのではないかと懸念してます。

(山からの栄養が海に注ぎ込んで豊富な海洋資源を作るらしい)

 

感情で言えばやっぱり海好きだし、磯臭いのも好きだし、変わらない山の稜線と海が見える街が好きだった。

海はずっと畏怖の存在だったし、海に全部奪われてもまだ海が好きなんて馬鹿よねぇ。

帰るたびに防潮堤が建ってく様を見て泣きたくなる。泣かせてくれ〜

家無くなって残骸が残った実家跡地を見ても内心「まぁ仕方ねーな、津波はんぱねーなぁ」って思って泣かなかった。

ちょうどうちの台所のあったところに、うちで使ってた家族のマグカップが波で攫われたはずなのに揃って転がってたのはちょっと悲しかったけど。

 

これはなんか別。

学生やってるうちに知らないところでどんどん故郷が変えられることが決まって行って、反対運動も説得も参加できなかったことが情けなくて悔しくて仕方ない。

小さな自治体は交渉もうまくいかないまま強行突破されましたとさ。

他の地域では嵩上げによって防潮堤の高さ引き下げたりあったみたいですけど。

街に合わせた復興を、なんて声もありましたが見事打ち崩されました。

人いないから蔑ろだね。お荷物なんでしょう。

 

大好きな古い家も見慣れた街も母校も失われたのは正直仕方ないけど、これも仕方ないって言える時が来るのかなぁ。

今回被災しなかった他の地域もこうなってくのかなぁ。

静岡とか愛知とか南海トラフくるって言われてるところ、海綺麗だったからこういうの建つ前に車で走っておきたいなぁ。

せめぎ合い。

 

こんなもん書いてどうしたいんだって思われるでしょうが「地震大きかった津波で全部なくなった人死んだつらいかなしいこわい」だけを伝承しても、最終的に個人でなんとかするしかない。

理不尽な死とか自然災害の被害とか、ある人にはあり得るわけで、そこは私は個人で収めておきます。

「被災地を忘れないで」なんて「クッセーなやめろ恥ずかしい」とか思ってました。

被災者以外の震災から学ぼう=備えておくべきもの!避難の仕方!とか、発生してから普段の生活まで食いつなぐまで〜はよく出ます。

しかし、いい面も悪い面も含めた復興の軌跡は、好きな街に住む人らには知っておいて欲しいです。

他人から見たら大した変化じゃなくても、育って来た土地の変わらないものが他人の手によって大きく変わるのって耐え難い感情なんだなぁ。

日本国民は自然災害に関して他人事じゃいられないですし。

こんな形で復興してる街を知ってるからこそ言えることかもしれません。

 

一番大変なのは県と住民に挟まれた役場の人たちだろうな。

そして最初らへんは感謝されてた工事の人たち、今は上が決めた望まないもの作る人たちになってるのもなんか悲しい。

一番かわいそうなのは原発

もう都市部に作ればいいやん。

ちゃんと稼働してるのか事故は起こってないのか気軽に見れるし、一極集中も解消するんじゃない(適当)

まぁ頭では金だ安全だ土地だなんだと理由あるのわかるけどさ〜さ〜

 

ここから完全な下衆の勘繰り

まぁでも工事業者ってヤーさん多いじゃないですか(ちゃんとしてる業者ももちろんありますが)

磯ってウニとか高級食材多くてよく暴力団関係者が密漁で捕まってんです。

磯も固められてます。実際工事業者で捕まった人もいました。

地元の漁師が捕まった珍しい事件も大槌でありました。ろくてねー。

まぁね、いろいろね…。

陰謀論とかじゃないですが、感謝もあれど、いろんなものに対する不信感が半端ないです。

素直に感謝したいし喜びたいんだけど、そうもできないのがもどかしい。

ちょいとしたことで、同じ名を冠したものやグループ対して一気に不信感が広まることは中学校くらいで学んだはずなんですけどね(ブーメラン)

 

帰るたびに感情がごちゃごちゃになりますね。

 

追記:なんか前に似たような記事書いてました。

すみません。海馬が…