福島の話【歴史と蕎麦と性】
※下ネタが苦手な方は途中からご注意ください(注意喚起あり)
福島は大内宿に行ってまいりました。
大昔に来たことがあります。
その時は「ねぎそば」は「ねぎそば」でも刻んだ青ネギが山のように乗っているそばを食べました。
今回はリベンジも兼ねて正統派ねぎそばをいただいてきました。
福島県は横に長いので、阿武隈高地・奥羽山脈を隔てて「浜通り、中通り、会津地方」の三箇所でかなり天候に差があります。
今回は会津地方へ行きましたがまだ雪がたくさんありました。
道路には残ってなかったので安心。
大内宿
こんな感じのノスタルジーな家並みが道を挟み数百メートル続く地区。
夏に行った時はここの水路で野菜が冷やされてました。
今回行ったのは入り口近くの有名なお店、みさわやさん。
冬仕様な見た目。
中では囲炉裏端で川魚を焼いていたりします。
しかも出入り口付近は吹き抜けでした。
席は今の季節は炬燵。
襖を取り払った広い空間に10席近くのコタツが並んでいてなかなか珍しい光景。
この上がどうなってるのかとても気になりました。
席につくと、あったかいお茶と、漬物、蒸したじゃが芋が出てきました。
じゃが芋がさつまいもみたいに甘くて美味しかったです。
こちらがねぎそば(高遠そば)
このネギを箸代わりに麺をすすり、薬味代わりにネギをかじります。
蕎麦自体しっかりしてて美味しかったですが、ネギがちょっと辛かったです。
生のネギを丸かじりするのは初めてだったのですが、結構ザクザクと歯切れが良いことに驚きました。
通り沿いのお宅では、お土産や玉こんにゃく、焼き餅や焼きせんべいが売っているのですぐお腹いっぱいになります。
古い家に、昔話に出てきそうなおばあちゃんが座って店番してるのでタイムスリップしたような気分になります。
夏には水路で冷やしたラムネやトマト、きゅうりが売っていました。
※ここから未成年進入禁止。ご注意ください。
性信仰玩具道六館
次に行ったのはここです。
郡山市の少し東側に滝桜で有名な三春町があります。
高柴デコ屋敷は三春駒・三春人形などの展示や販売を行なっています。
デコ(木偶)とは人形のことで、要するに人形屋敷とのことです。
福島は赤べこといい、可愛い民芸品が多いですね。
中は真面目に民芸品が置いてあったり、作業してる人がいたり。
ゆっくり見る時間があればちゃんと見たかったです。
ここの裏の裏にね、あるんですよ。
スーパーダブルエックスが。
この標識に従って坂を登ります。
ありました。
無人の券売機で400円でメダルを買い、中へ入る仕組みです。
配慮サンキュー!
中はこんな感じです。
ひぇー!わかりやすい。
入り口入ってすぐには、四十八手ハンカチなどの自動販売機がありましたが、ほとんど売り切れでした。
書いてて気づきましたが、画像右上のテンの剥製も性的なのか…?
左右の棚には、性的なものをモチーフにした置物や、春画、トランプなどが置いてありました。
お決まりの「下から覗かないでください」、覗きますよね〜
安直に想像通りのものがある場合もあれば、更に細かい彫刻で男女の交わりの様子を彫ってあったりして、少し感心しました。
枝全てを男性器にされてしまった木とかがあり、彫りやすい形なんだろうな〜と思いました。
あと、男性器を模した木の彫刻にタバコがぶっ刺してありましたがなんなのか全くわかりませんでした。
は?新手のいじめか?
だれか知ってたら教えてください。
奥に行くと美女の模型があり、100円投入するとププッピドゥ!な感じに風がブォ〜と出てきます。
画像向かって左側の女の子が普通に可愛かったです。
そしていろんな毛の表現が割とリアルで驚きました。
室内中央には卑猥な椅子が置いてあるのでゆっくり休むこともできます。
ここではホテルのご休憩が全く休憩じゃない矛盾について少し考えました。
一人がけの椅子が二つあり、それぞれに男女のモチーフがデザインされているのが少し気に入りました。
上を見ると、往年のセクシー女優の写真や、マネキンが二人くんずほぐれつ。
マネキンの男がサンダルだけ履いていて少し面白かったです。
狭いのですぐ見終わるのですが、誰か来たらどうしよう…とヒヤヒヤしました。
昔の人もエロ☆パワ〜を創作にぶつけていたんですね。
ジャンル別に綺麗に見やすく並べられていて良かったです。
帰りには近くの神社を見ました。
ん?
これは外に置くんかい。
てっぺんの神社には普通に木の板に真面目なお祈り?が書いてありました。
「元気な子を授かりますように」
「嫁が欲しい」
「いとこができますように!なかよくなれたらいいな!!小学二年生」
いろんな願いがありますね。
これは梅。
みんなの願いが無事叶いますように。
熱量で察してもらえると思いますが、今回は三春のエッチな館を目当てに行きました。
しかし時間がたりなかった感。ぐぬぬ!
福島はほんと各市町村に見るものがあってなかなかまわりきれないです。また来たいな。
民俗学とか詳しくなりたいな〜
そしてほかの地方の秘宝館にも是非行ってみたいです。