音楽の話【Material girl】
マドンナ Material girl
マドンナの代名詞になっちまったMaterial girl(物質至上主義の女)
そして板尾創路の嫁が踊る姿が思い浮かぶこの曲。冒頭で笑っちまう。
若い頃のマドンナがめちゃくちゃ可愛い〜!!!
叱る顔も小悪魔な笑顔も!ほんっとかわいい!
バレエやってたからか動きが機敏で上品です。
あーんな風に腕持ち上げられたら関節外れるわ。てか持ち上がらんわ。
男性二人の身体に手を当てて後ずさりするところなんか腰つきが本当に可愛い!
歌詞は「わたしたち物質至上主義の世の中に生きてるからサ。愛とかも良いけど、やっぱ高価なものがええねん」みたいなことを言ってます。
PVドラマ部分では、マドンナを狙う(笑)監督?風の男が、マドンナの電話を立ち聞きするところから始まります。
「ほんとは物なんていらないから素朴な愛が欲しいわ〜」と言ってるのを聞いて、監督は持ってきたプレゼントをゴミ箱にシュート!!!(超!エキサイティン!※ツクダオリジナル)
プレゼントは素朴にお花にして。
かっこいい高級車じゃなく、おっさんのトラックを買収(借りた?)してドライブへ。
ほっかむりしてても可愛いマドンナってなんなの。
二人は幸せなキスをして終了。
歌詞とPVで真逆なのがツンデレ感ある。
これは「紳士は金髪がお好き」劇中歌「ダイヤモンドは女の親友」のオマージュでもありますよね。
マリリンモンローはさすが!色っぽいね。表情が耽美というか。
でもこのコメディの中ではお金好き好き女。かわいい。
元ネタのマリリンモンローの劇中歌もですが、時代背景もあれど、言ってることは至極真っ当だと思いました。
女が歳をとるのに比例して男は冷たくなるわ!
そうなったらダイヤモンドが一番の親友よ!
可愛らしいけどかなり辛口ですし意外と狡猾ですよね。
裁判沙汰になった時もダイヤモンドが一番の親友よ!
あと腰が曲がって膝が伸びなくなってもダイヤモンドの前ではシャキッとするわ!
前者は金銭的なバックアップ?として言ってるのかと思いました。
後者はふつうに綺麗なもの見れば相応する姿になる女心ですね。かわいい。
「宝石だけあればいい女」みたいに聞こえちゃうかもしれません。
女性も実働でバリバリ働ける現代には不釣り合いかもしれませんね。
若さ美しさと引き換えに人生の安寧を物質という形で得る。って意味合いもあるのかな。うーむ。
結婚しても正直安心できない。女が一人でも生きられるよう必死なのかな。
まぁマリリンだしマドンナだし格が違いすぎますね。天上人。ヘァ〜
まぁ現代の一般ピーポ〜(というか私)は、人様から高価なもんを貢がれる機会になんて恵まれないわけで。
男も女も老後の蓄えに必死なわけで。
素敵なロマンス()なんて夢見る余裕はありゃあござぁせん。
我々は現状人柱となり、将来は己の蓄えを切り崩しながら死ぬまで働かねばならぬのだ。
愛の名の下に添い遂げる覚悟をしても、子供ができたり、結局死に方が選べない不便があって、多かれ少なかれ金はかかるのだ。
稼いだお金を離してなるもんですか。
このお金は私のですよ〜!!!!!!
あぶく銭で投資でもしてみるかな。
古い人間なので投資=博打のイメージしかありません。虚業も怖い。タンス貯金。
よく怪しい奴らが「損してる!」と言って勧誘してきたりしますけど、やってる人が(おそらく)得してるだけで、私たちは労働に対する対価を得られているぶんフラットなだけなんですよぅーだ!
(ただやり方を調べない怠け者の鑑)
ある意味では今の方が各々よっぽど物質至上主義ですかね。
話が変なところに逸れました。
material people〜
いろいろ考えさせられる曲でした。