登米の話【明治村とカフェ】
小学校の頃に、体験学習?遠足?で登米の教育資料館行くはずだったんですけど身内で不幸があって行けなかったんですよ。
実に10年以上越しに訪問してきました。
だいたいこんな感じの地域。
ぼやけてるところあってすみません。
めちゃくちゃ面白そうじゃないですか?
キリシタン遺跡気になりますが今回は行ってません今度行くわ。
お土産販売所とかもあって、その裏に停車。
登米市では「仙台麩」「はっと汁」が名物ということもあり、たくさん売ってました。
教育資料館
これですこれです。
ひゃ〜かっこいい。
これ、元小学校だったんです。
立派な校門です。
入ったところに日時計がありました。
何時かいまいちわかりませんが、だいたい午後です。
ではでは校内へ。
なんか「縁側」感がありますね。
これ子供達が走り回ったら、ガラスがグワァラゴワガキーンって鳴ると思います。
ガラスは昔のガラスなので、ヒビや厚みの差があるようです。
小学生の頃に来てたら登校って感じだったと思いますが、今は授業参観でもおかしくはない年齢です。
どんな気持ちで徘徊すりゃええんや…
とは言っても、それぞれの教室には「昔の生活用品」「登米町の歴史」などを紹介するパネルや展示などがあるので、ちょっと文化祭っぽくもあります。
中田町、東和町、登米町、津山町の四町で宮城北上連邦というタッグを組んでいるようです。
東和町、思ったより広くてびっくりしました。
地図見てても気づかなかったです。
市町村合併の弊害や!
電車で立ってる人みたいな北上川を掴む河童ちゃんが可愛い。
今回は時間の都合上行けなかった警察資料館。
かっくぃー!この目に焼き付けておきます。
二階からの風景。
スタンダードな教室。
いま小学生の机とか見るとめちゃくちゃ小さいですね。
膝上くらいの高さに机がありました。足引っ掛けて転びそう。
この教室には足踏み式オルガンと、この学校の校歌の楽譜や音楽の教科書などがあったので、校歌と君が代を弾いてきました。
この教室で、給食を食べたりすることができるみたいです。
卒業したらもう給食食べらんないよねーとか思ってるあなた、朗報ですよ。
班で机をくっつけるくっつけないだので喧嘩できますね。
畳の教室があって、手芸や書道の教室みたいになってました。
授業中に畳にゴロンしちゃうだろうな。
廊下をうろついてたら
ヒェッ…!?!??!
妙に生々しい校長室の再現です。ここがあの校長のルームね…。
鬼気迫る表情、Don't touch me…
なんか怖くて入れませんでした。
でもソファなどが華美だしちょび髭だし、お洒落な校長でした。
小学校にバルコニーってお洒落ですよね〜
柱の上の部分にも細かな装飾が施されています。
未成年の主張やりたい。
昔は登米から佐沼などを経て瀬峰から築館へ繋がる仙北鉄道が走ってたみたいです。
乗ってみたかったなぁ。
宮城の県北は広いのでなかなか鉄道だけでカバーしきれないです。
免許がない頃は気になって仕方なかったのですが、車がないと行けなくてぐぬぬ…だったんです。
くりはら田園鉄道、仙台鉄道、塩釜線、秋保電鉄など、廃線が気になって仕方ない。
気仙沼線も海沿いを走る鉄道なので乗れなかった後悔が…思い立ったら吉日ってしみじみ。
駅構内の再現みたいです。
この顔にピンときたら110番
校庭に井戸があったり、予鈴の鐘があったり。
鳴らしてる人が居ましたが、「授業始まる!」じゃなくて「除夜の鐘」って感じでした。
中には昔の雑誌やレコードを展示している部屋も。
光輝こんなん描いてたんか!
ひばりちゃんのレコード。やっぱり美人。
他にも教科書などが展示されてましたが、漢文みたいな感じでまったく読めませんでした。
昔の小学生はあたまいいんだなぁ。
ちなみにこの教育資料館は登米市の観光PRCMの撮影にも使われました。
ばーちゃんの殺陣もあってカッコいいです。
教育資料館のスタッフの方に、春蘭亭という武家屋敷をお勧めしてもらったので見てきました。
なにやらとよえつが撮影で来たらしいです。
役所広司しか浮かばないけど行ってみました。
行く途中の町並み。
普通に住民の方が住んでいるお宅でもちゃんと塀と門が構えてあって立派でした。
内陸の昔からのお宅は庭が広々してていいなぁ。
春蘭亭
普段はカフェもしてるみたいですがもう閉店後でした。
まっすぐ行くとそのまま建物へ。こちらは表座敷に。
左側はこんな感じで小道が続いてます。
裏座敷につながっていました。
中へ。
こちらは表座敷。
ひな祭りが近かったので人形が飾ってありました。
心霊みたいなのは私です。
こちらは裏座敷。
何か書いてあるのかわかりませんが、とよえつが来た痕跡はありました。
ここらへんは警察資料館の他にも玄昌石の館など古い建物があったのでまた今度来たいです。
そしてはっと汁と仙台麩丼を…!
ちなみに登米市は、様々なはっと汁が振舞われるはっとフェスなるものがあります。
これは去年のですが、これも行きたい!
腹が減ったので、近くのカフェへ行きました。
ちなみにこの日は桃生町のくさかんむりcafeを目的に出かけたのですが、待ちの車のカップル率が高くて挫折し、登米市まで来たわけです。
CAFE・GATI
ここは道路からだと少しわかりづらいところにあるので注意です。
裏が田んぼです。登米感強い!
ランチやってたのでキーマカレーを頂きました。
カレーの中にスパイス?が入っていて、噛むとオリエンタルな感じでなかなか個性的でした。
コーヒーもいくつか種類があったので、コーヒー好きの方は楽しいと思います。
更に、豆の販売も行っていました。
ティキンなので店内の写真は撮れませんでしたが、素敵な机やソファに加え、テラスや螺旋階段などがありました。
古いコーヒー入れる機械や、小物に至るまで拘ってるなぁ…という印象でした。
更に、ドラムセットやCDが置いてあるので店員さんに尋ねたところ、時々ライブを行うそうで。
テラス席にも出られるらしい!
更に、7月頃に近隣の登米高校にて、「山波」というライブ&食事が楽しめるイベントを行なっているそうです。
出演アーティストも個人的に知っている人が居たりしてこれは行かねば…と思いました。
仙台市以外だとクラブとかライブハウスはなかなか無いので、貴重な機会です。
もともとは違うカフェ目当てでしたが、棚ぼた的な良い情報が手に入れられて良かったです。
徘徊 is 正義
全国的に話題になる市区町村や大きな街以外でも、観光PRや面白いスポットに力を入れていたり、その地で根をはり独自のイベントを行う若い人たちがいるのがとても心強いなと思いました。
実際に自分で調べて足を運んでやっとわかることが多いですが、なんらかの形でもっと発信できたらなー!