山道の話【北上川逆流〜岩手の山から海へ】
備忘録でっす。
写真もそんなにない見応えがない記事で申し訳ないにゃあ。
とりあえずえさし藤原の郷を目標にドライブ。
石巻から登米へ行った後、普段なら4号線とかに乗るのですが今回は花泉のあたりから川沿いの道を走りました。
なぜかというと北上川沿いを走るから。
川沿いめちゃくちゃ狭い!
西側を走る道路はすれ違いも難しいですし軽自動車でギリギリくらいの道幅でした。
あなた北上川なのね?
天気は悪いですが新緑の季節なので緑が優しかったです。
てかここら辺に岩手サファリパークとやらがあるみたいです。
怪しいですね!行ってみたい!
しばらく走ると集落をいくつか抜けて今度は対岸の川沿いの道へ。
こちらもすれ違いできない道幅で、採石場か何かがあるみたいでトラックが多かったのですが、待機スペースがあるので助かりました。
写真はないのですが猊鼻渓の近くを通ったはずです。
道路が広かったです。
川に侵食された岩が猊鼻渓の荘厳な風景を作り出すのですな〜。
そこから奥州まで田舎道をとぼとぼと。
奥州藤原の郷は赤ちゃんの頃に来たらしいですが記憶にございません(小佐野賢治)
大河ドラマなどの撮影に使われるみたいで、展示も頑張ってるみたいです。
入館料を払って入っても良かったのですが、今回はお食事処でカツ丼を食べて終わりです(笑)
ここでちょっと驚いたのは、お食事処が観光地にしては割と良心価格で、お客様アンケートに「近隣の人ですか?」といった選択肢があったところ。
ファミレス的立ち位置なのか?!
観光施設ですが地元っぽい人々もいたので割と開かれてるみたいです。
会社員みたいな人たちがご飯食べ終わった後にクダを巻いていたのが面白かったです。
店内はなんだか雅な感じで、店員さんも変わった制服で接客も良かったです。
あとお土産屋で実家へのお土産に「弁慶のほろほろ漬」を買ったところ、「ポイントカードお作りしますか?」と尋ねられました。
ポイントを貯めるリピーターがいるということはお土産屋というより物産店みたいな感じなのでしょうか。
南部鉄器やタンスなどの工芸品も置いてありました。
えさし藤原の郷はお食事処とお土産やさんにも是非寄ってもらいたいです。
さぁて次はどこに行こうかなー。
岩手の内陸から海への道は険しかった記憶があります。
大槌から遠野へ抜ける山道…免許取って初めてのドライブ…すれ違いも危うい崖の上の細い道…なぜこんなところ通ろうと思ったのかわからん迫り来るトラック…蘇るパニック…トラウマ…
山道ドライブの目覚めです
よ〜し、今回は奥州から大船渡へ抜けてみよう!
ってことで突っ込んだ山道でしたが、予想と反してめちゃくちゃ走りやすかったです。
カーブが少なくて登坂車線とかもあるし道は広いし…
山のてっぺんには種山ケ原(物見山)という、宮沢賢治の作品のモチーフになった高原があるみたいです。
夏に行けたら良いな〜
あとカモシカがいました。キョトンとしてて可愛かったです。
でもカモシカみたいな脚って悪口だと思います。
住田町以降くらいから道路の凸凹が目立ったのでバイクとかは注意です。
タイヤがパンクしそうや〜
震災復旧のトラックがたくさん行き交ってました。
住田町近くは山と山の間に集落があり、川に沿って道路が走っています。
途中、たぶんここらへんかな?
397号線から107号線へと合流して少し走ったところ。
道路から右手側の川の向こう、西方面に一枚岩みたいな山があり全て広葉樹だったので、きっと紅葉の季節は見事なんだろうな〜って山がありました。
たぶんこんな感じのところ!
ストリートビューではイマイチ伝わりませんが、手前の針葉樹林の向こうです。
まぁ山なんで紅葉の季節は綺麗なんでしょうけど、あんなに一面広葉樹!って感じなのはちょっと目を引きました。
大船渡からはいつもの45号線です。
岩手の内陸から海側への道はあと何本かあるので走ってみたいな〜
道路状況は(凸凹とグニャグニャと二つの意味で)悪そうですが、山が高いので大好きなんじゃあ…。
喫茶の話【カフェけやき】
行ってませんが、仙台は羽生結弦選手の優勝パレードあった日です。
快晴でよかったね〜羽生くんおめでとう!
それはさておき。
夜に自転車で走ってたら、木々が生い茂る広場に薄暗い明りが灯ってて、人がうじゃうじゃいるのを発見。
「お洒落バルかお洒落テラス席みたいなもんか?気になる!」
と思って今日確認したら、仙台市青葉体育館の駐輪場でした。
あはは。見る目なさすぎにゃん。
それはさておき。(二回目)
「編み物カフェ」たるものがあるらしく、仙台市内で調べてたら近所で発見。
近所のマンションの一階の仙台箪笥の店舗に併設されてるみたいでした。
カフェけやき
カプリチョーザの主張が激しくて全く気づかんかった。
駐車場は店舗前にあります。
上杉方面から行った方が入りやすいです。
店内は漆塗りの柱や梁が黒光りする落ち着いた雰囲気。
ケーキは京都の松之助NYとやらのケーキらしいです。
私はナッツが入っているキャラメルのかかったケーキを食べました。
小物もオシャレでテンション上がります。
昼間に行きました。
店員さんたちがにこやかで落ち着いた雰囲気でした。
編み物カフェというのは、月に何度か編み物の講師を招いて講座を開いているみたいです。
私は完全に本頼りの自己流なのでどこか間違えてるんだろうな〜
機会があれば見てもらいたいです。
次はカプリチョーザに行ってみます(行ったことない)
そういえばバーミヤンも行ったことがないです。
ドラクエのモンスターみたいな名前ですね。
山道の話【肘折に心折られる】
ほんぎゃ〜。疲れました。
タイトルにしてますが肘折温泉には行ってません。
今回は蔵王エコーライン〜458号線〜347号線をメインに走るつもりでした。…でした…。
A:蔵王エコーライン
B〜C:458号線のぐにゃり区間
尾花沢から加美町が347号線
しかし458号線は冬季閉鎖中でした。
エコーラインは新緑の季節でGWということもあり車が多かったです。
緑が優しい!
途中からヘアピンカーブが多くなりますが、そこまで来ると景色も良いですね。
施設とか駐車場もちょこちょこあって、栗駒山みたいに路駐天国みたいなことにはなってませんでした。
仙台方面かな?
エコーラインから蔵王のお釜へと繋がるハイライン手前、数km渋滞でかなりキツかったです。
雪の回廊
ところどころ残雪が。
みんな蔵王の御釜を見にきたんだろうな〜と思いつつ御釜はスルー。
御釜は赤ちゃんの頃来たらしいのですが赤ちゃんのころはアホだったので覚えてません。
下りもそれなりのカーブですが、宮城側からの登りよりキツくないです。
山形側からだと渋滞も全くありませんでした。
去年くらいからエコーラインから399号の鳩峰峠を抜けて福島に行きたかったのですが、7/14まで道路工事のため閉鎖してるようで断念。
あぁ^〜ぐにゃぐにゃが誘惑するんじゃあ^〜
じゃあどこ行くよ?ってことで、寒河江から肘折温泉や戸沢村へつながる458号線を目指しました。
のほほんな感じの集落を抜けて〜
雪解け水が光をキラキラ反射しながら勢いよく流れてました。
水の流れから春の芽吹きや活気を感じずにはいられませんな。
しかし「冬季閉鎖中」の看板がしつこいくらい立ってました。
へぇ〜?蔵王とか行けたし行けんじゃね?って進むこと数十分…
あっはは〜ん
ざぁんねぇんでしたぁ
書いてあったしね…国土交通省ウソツカナイ…
ということで引き返しまして。
寒河江からどこに行こうか?
いつもの尾花沢から加美に抜ける道路で茶を濁す!
でも勘違いしてて危うく銀山温泉に行きそうになりました。
あぶねえあぶねえ。
尾花沢市の山側の集落は軒先に綺麗な花が咲いてて綺麗でした。
帰る途中に尾花沢市営宝来牧場があり、気になってたので行ってみました。
トンネルとトンネルの間の短い区間から脇道へ入るので注意です。
グーグルマップで車の経路は出てきませんが、車で行けます。
スノーシェード(トンネルみたいなの)がありましたが、雪解け水が滲み出てきてました。
トンネルみたいなのに中は水がぼたぼた落ちてきたのが面白かったです。
すれ違い不可の道をおずおずと進むこと10分くらい…。
いきなりひらけた場所に出ます。
ホア〜
←あちらは宮城側 こちらは山形側→
奥羽山脈を境に天気は真逆のようです。
でも帰りの頃には山形側には陽が照りました。
牧場の朝っぽい!(PM5:00)
帰りはふつうに帰りました。
なぁんか物たんねぇなぁ?
あと蔵王か山形のコンビニでプルームテックを落としたので見つけた人いたら持ってきてください(見つける気無し)
趣味の話【編物欲】
最近編みまくってます。
小さい頃にかぎ針編みも棒針編みも祖母から微妙に教えてもらって、それ以来放置してたんですけど、大人になってから再びハマりました。
趣味がある人は幸福度が上がるらしいです。
へぇ〜知らんけどそうなのか。
三年くらい前の冬に、棒針編みで手袋やマフラーを編んだり、かぎ針編みで靴下を編んで以来です。
↑こいつ手首から下が長すぎて笑えますね。
最近はエコアンダリヤにハマりました。
エコアンダリヤ …ビニール紐みたいな糸。夏物の帽子などに使われる。
「趣味はカフェ巡りとお料理とピアノと編物してますっ♪」って感じの人って須らく女の子らしさの演出してますって感じで(偏見)なんか嫌なんであんまり人には言いませんけど。
アレはアレですよ。
日曜大工や機械いじりと同じベクトルの楽しさです。
まぁ日曜大工も最近DIYとかいうお洒落な言い方されてますけど、完成度とお洒落感がともわないので、私がするのは日曜大工です。
やったことないけどプラモ作りとかも好きになれる気がします。
なんか忘れたけど作った記憶があるぞ…。
編物の良いところは準備も片付けも大した労力がかからないので、サッと始められてサッと終わらせられるところだと思います。
あと作品作る系は出来上がった時の達成感が心地よいですね〜
多分男の人でもハマる人はハマると思います。
ラジオを聴くのが好きなので聴きながら編み編み。
下ネタばっかの芸人ラジオ聞いてるんですけどね…
家事とかしながらずっとラジオ聴いてます。
なんも考えなくていい時間が増えれば増えるほどいいですね。
考える時間が多いほど悩みも増えるんで。
だから趣味がある人は幸福度が高いのかなぁ。
読書とかでもいいんですけど、ドストエフスキー読んだらなんとかスキーとかなんとかコフが出てきすぎてこんがらがって以来、トラウマ気味です。
星新一くらいの簡素な本ばっか読んでます。
閑話休題。
個人的には引っかかってくいくいくいっとできるかぎ針編みの方が好きです。
しかし意外と材料費かかりますね。
作品ごとに毛糸やその他の道具、針も太さとか長さとか考えて揃えていくと結構…。
今はエコアンダリヤで帽子とバッグを編んでいます。
夏に使えるように!
あと友達の子供に編んであったシュシュをあげます。
ついでに頭のサイズが市販のものとイマイチ合わないみたいなので帽子あげられたらなーと思います。
子供サイズはデザイン可愛くて小さめですぐ終わるので、編んでてテンション上がりますね。
クマ耳つけようかなーとか、変わった糸でポップな感じにしようかなーとか…。
毛糸ピエロのKNIT ANGEって冊子は、編み図も公開してあるしデザインが可愛いのでちょくちょく見てます。
やっぱりセンスいいデザインのものは作りたい!ってなります。
あとフェリシモのクチュリエは、「編み方が詳細に書いてある図と糸」がまとめて送られてくるので、針やとじ針さえ持ってればすぐ始められます。
フェリシモは可愛いけどほっこり系ばっかで私の趣味では無かったので途中で買わなくなりましたが、最初の頃はお世話になりました(かぎ針編み靴下とシュシュはこちらの商品でした)
「ほっこり」ってなんか出たてのウ●コみたいでやだ。
編物の本によっては、デザインがとてもオバハンくさいので中身は要チェックや!
カラフルな糸でレース!とかね…サイケなその服はどこに着てくんだよ…テーブルクロス着てんのかよ…
「編みたい!」ってなる作品見つけるとか、「この糸で何か作りたい!」ってテンション上がらないと意欲湧かないもんね。
そんなわけで、何か人に見せられるようなもんができたら自慢しに来たいと思います。
凡人の筆【古民家について】
すっかり更新も滞ってますね。
いきなりですが実家が古民家で好きでした。
住んでる時点で果たして古民家なのかというアレはありますが、手入れが大変で愛着が凄くあります。
うちの概要としては明治維新の時に、家の裏の山から木を切り出して作ったらしいこと。
「文明開化の音がするwwウェーイww」カンコンカンコン)って感じで建てたんでしょうね。
親から聞いた話によれば、釘とかは一切使われていなかったそうです。
宮城の沿岸なので地震がやたら多いのですが、震度6くらいの地震だけなら全く問題なかったようです。
全体的にガタついてたから衝撃緩和されたとかなんですかね。
ラーメンの出前の原理的な…。
古民家の良いところ⑴
寒暖がダイレクトに伝わる。
寝てたのは、雨戸と障子しか外との隔たりがない部屋。
冬はガチガチです。
修行僧か!って感じで寝てました。
夏はクーラーなんぞなく、扇風機と蚊帳で凌いでました。
でも、表から見えないところの障子は開けっ放しで寝てたので風通しは良かったです。
夏は開けっ放しなので風通しがかなり良いです。
でも近所でよく見る人慣れした猫とかが家の中に居たりして少しアドベンチャー。
古民家の良いところ⑵
扉の向こうでタイムスリップ
かくれんぼしてて、階段下の物置に隠れてたんです。ハリーポッターか!
物置の内張は、明治や大正のチラシや新聞など。
「だっせww」ってなるようなファッションや「昔の人何考えてんだ」ってな広告がやたらありました。
あと、屋根裏に忍び込んだ時は屏風や火鉢があって「これ呪われてるやつだ!」とか言いながら逃げました。
古民家の良いところ⑶
変幻自在のスペース、これには匠もびっくり
いや皆さんも既知だとは思いますが。
障子や襖を外せば、6畳の部屋が連結して、30畳くらいになったりします。
組み合わせ次第では、お葬式会場とお坊さんの準備室を兼ねたり、お祭りの打ち上げ会場と準備室を兼ねたりします。
古民家の良いところ⑷
大掃除がめんどくさい
良いところなのかって話ですが、古民家って大きな神棚ありますよね。
あれをお盆の前と正月の前など、お客さんが来る前に家族で掃除します。
子供の時はその時にわざわざ親とか祖母が説明してくれました。
この神様はあーでこーで。これはこんな意味があって。
神棚は神道のものでしたが、日本の神話とか読むと「あぁ、あの人こんなことやってたんか…」ってなって面白かったです。
あと、台所の裏には窯神様とか井戸のそばには水神様も居ました。
今のお家でもあったりしますね。
入学だの卒業だのの折には、神棚と仏壇におかげさまで〜どうもどうも〜と報告してました。
古民家の良いところ⑸
開かずの間がナチュラルにある
ただ単にうちの話なんですけど、中学くらいから与えられた屋根裏部屋の奥には座布団がやたら積み重なっており、その向こうに扉がありました。
どうやら大座敷の上の、縁側の真上を通れるスペースだったみたいです。
一度も入ったことのないスペースは物置とかにもありました。
古民家の良いところ⑹
布団がものすごく干せる
大きい家なら干せるとは思いますが、縁側をほぼ全面使えば、お客さん用のものまで干せました。
古民家の良いところ⑺
自然と調和した目覚まし
キツツキが柱つついてました。朝に。うるせえ。
あと、目が覚めたら掛け布団の上にへっぴり(カメムシ)がいて目が合いました。
心地よくはないけど、すぐ目が覚めました。
古民家の良いところ⑻
歴史が身近
天井にある穴について尋ねたら「戦争の時に上から狙撃されたんだよね」って言われました。
あと昔話でしか見たことない囲炉裏について話してたら祖母が絨毯をペロリとまくって「ほら、これだよ」と言ったときはびっくりしました。
囲炉裏は使われてませんが、茶の間や大座敷にはデフォルトで囲炉裏に蓋をした凸凹ゾーンがあります。
古民家の良いところ⑼
住居内サバイバル
現代でもGとの格闘があったりしますが、まず古民家は闇が怖い。
夜になると勝手知ったる自分の家、電気が無くても歩けますが、消す時がものすごく怖い。
おばけの怖さは昔からありましたが、虫を踏むんじゃないかとかそういう点で緊張感溢れる毎日を送ってました。
電気、ものすごくありがたい。
古民家の良いところ⑽
忘れた頃に出てくる漬物
味噌、梅干し、梅の砂糖漬けなど、祖母や曽祖母が作ってる前提です。
蔵を探っていたら祖母が戦前の味噌を見つけてきました。
恐る恐る食べてみましたが大丈夫でした。
あんまり味変わらないよ。
高気密高断熱の住みやすい家も便利といえば便利ですが、なんとなく野生の生き物から抜け出せていないようなガバガバ古民家が私は好きです。
最近この実家が建て替えられましたが、大工さんの話によると、昔の家の縁側や出入り口に使われていた石がかなり良いものだったそうです。
石の各面にそれぞれ違った模様?彫りがしてあって、「昔の職人さんが技量を見せようとしてする仕上げだ」とのことです。
石がいいというよりも、職人さんの腕が良かったんじゃないか…
これは登米の教育資料館のですが、雰囲気的にこんな感じでした。
今更、建てる時の職人さんの技量を知ったわけですが、改めてうちの一族が何代も長く長く愛した家屋だったなぁと思いました。
実家の座敷で祖母が花嫁衣装を着た写真、父や祖父の兄弟たちが落書きした柱、欄間からの光、怖い木目…
このポンコツぅ!と思うところもありましたが、大好きでした。
前々から書いていた記事でしたが、深夜のNHKの番組で、日本初の高層建築「霞が関ビル」の設計者池田武邦さんが、日本人の精神性などと絡めて建築を語っていたので、改めて追記したりなんだりしました。
主に家屋とその周りの環境に焦点を当てた番組内容でしたが、非常に興味深いものでした。
新しく建てた家も親と職人さんがかなりこだわって建てたようなので、子々孫々大切にしていきたいです。
さよなら昔の家!よろしくこれからの家!
凡人の筆【現代の冒険家】
普段、林道とか酷道をワクワクしながら徘徊して冒険気分を味わっている私です。
友達界隈では「樹海を探すな」と言われてます。
そのくせ海外にも行ったことがなく(行きたいと思わない&国内で行きたいところが多い)、フォトジェニックキラキラスポットからも逃げ(こわい)、移動は車(運転が好き)。
目指すはバイクで自己満足的全国B級スポット巡り!酷道険道林道制覇(果てない夢)
しかし、こんなん比較にならんくらい、もっと!もっと!世界中を駆け回って自立&冒険している人が現代にいるんです。
彼の名は春間豪太郎さん。
5ch掲示板で、自身の冒険譚のスレッドを立ち上げ、書き綴っていました。
私はまとめサイトかなんかで読んでました。
なんかもう惹きつけられて、とても長いんだけど一気に読みました。
面白いポイント、伝えきれるかわかりませんがまとめてみました。
①
まず訪れる国の言語や文化を習得すること。
「海外に行くなら英語か中国語あたりできてなきゃダメなんでしょ?ムリィ!新婚旅行とか観光で海外行く人ってみんな英語できるの?すごい(小並感)」
とか思ってたんですけど、海外旅行が趣味の友達からすると、観光するだけならそうでもないようで。
知らんかった…。尻とかOKぐーぐるさんに頼むのか?
春間さんは現地の人とコミュニケーションを取るために、ある程度勉強して習得してから行くようです。
さらにその地で生計まで立ててます。
日本と違う言語・文化や雇用形態で、働く交渉を人づてではなく一人でする大変さ。
日本にいた時のキャッチのバイトの交渉術が活かされてるみたいですが、更に現地に行ってから学んだことをどんどん活かしていく過程が読んでて楽しいです。
食に関しては日本人はうるさいと思いますが、飲料水が泥水だろうが果敢に現地の方々の食するものを食べて生きていってます。
面白いのはただ観るだけ楽しむだけじゃなくて、衣食住全く違う文化圏で一から生活する様子が記されているからです。
②
旅にはコンセプトがあったりして。
キャラバンとか、遊牧民とか。
キャラバンの仲間は動物!それぞれの個性が光ってて賑やかで楽しそうでした。
しかし、苦楽を共にする中で、悲しい思いや葛藤も生まれます。
その教訓を生かして、つぎの旅までには医療の知識を習得。
学ぶことが、冒険のためというか生きるために必要なことに繋がっていくのが痛快です。
③
そんで旅の様子をドローンを用いた写真や動画などで伝えてくれます。
現地で仲良くなった人と、ネットを通して繋がって、かつての仲間の様子を伝えてくれたり。
冒険中でも、PCを使って翻訳などの仕事をして必要資金を調達していました。
この辺りは現代人のなせる技ですね。
④
だいたい観光地としてはあんまり聞かないような発展途上国に訪れています。
先進国みたいに文化が平均化されておらず、濃ゆいところがたくさんあります。
治安や衛生面で不安が多いところはあまり訪れる人がいないのか、全く想像できないので初めて知ることが多いです。
⑤
文章が「冒険家が語り聞かせるような」語り口調なのが地味に面白い。
日本にいるときも、海外に行ってからも、やることなすことを糧にするパワフルさ。
猛烈にやりたいことなんだろうな〜ってのが伝わってきます。
誰かの得になるとか、社会のためとか、そんなん全くないのになぜかもっと見たくなる。
文章だけなのに、この冒険が同じ時間に世界のどこかで起こってることなんだと思うと、ワクワクします。
テレビ番組の万全を期して臨む海外ロケとか、旅行好きの安全にオシャレに観光するレクチャー的なブログなどと、また違った唯一無二の面白さがあります。
「サハラに死す」も読みたいな〜。
この冒険譚が書籍化されるらしいので今回この記事にしました。
書籍の詳細はこちら↓から
(確か)シンプルだったHPもRPGゲームのドット風にアレンジされてます。
おそらく次の冒険の資金になることでしょう。
期待してポチりました。
本屋さんに置かれるみたいなので是非見てみてください。
雑記
海外行くってなったら私もちゃんと文化とか民俗学的なこととか学びたい!
難しい問題も絡みますが、国の成り立ちとか宗教とか天候とか…。
アメリカに仕事の研修で行くみたいですが、仕事以外にも面白いこととか日本と違うところ学んできたいな…アメリカ…。
あわよくばマイナーな感じの国に連れてってくれないかな…笑
拉麺の話【麺や鸞】
今住んでるところの近くのラーメン屋さん。
今回はお腹空いててすぐ食べてしまったので写真ありません😭(食べログでも見てください)
なので文章だらけになりますが、それでよければ…。
麺や鸞
小さい路地のところにあります。
のれんに提灯に路地裏。いい雰囲気です。
近くに駐車場はないので、コインパーキングを利用するといいかもしれません。
店内はカウンター席4+座敷カウンター4、小上がり4人×1、2人×1のこじんまりとしたお店。
頼んだのは極み中華そば。
肉めしも頼みたかったけど、品切れとのことで餃子を。
餃子はニラ中心の定番餃子。
タレが自家製の粒辣油。
店主さんからは酢を足して食べると良いよ、足りなければ醤油を、とレクチャー頂きました。
さっぱり食べられるので酢辣油だけで充分でした。
ラーメンは背脂が少し浮いてる優しい塩味。
麺はツヤのある細めの少し縮れ麺。
チャーシューがふわふわしてて美味しかったです。
これは飲んだ後にペロリといきたいな!
開店直後で人がいなかったので、気さくな店主さんが話しかけてくれて、身の上話など雑談をしました。
店主さんは登米(とよま)の方だそうです。
私の地元の話などをしていました。
石巻は若い頃に遊びに行っていた地だったみたいで、「変わってくのが寂しいんだよね」と語られておりました。
近所のおんちゃんや親戚のおじさんと話してるみたいで、やっぱり地元が近い方って話しやすいなと思いました。
私は地元の人なので未だごちゃごちゃでも若干麻痺してる部分もありますが、若い頃に遊び場にしてた方々から街並みが変わってしまったことを惜しむ声を聞くことが多い気がします。
それと同時に、未来を託されているなぁと感じることも多いです。
頑張らなきゃな!時々落ち込むこともあるけど、うじうじしてる場合じゃない!
開き直りにも近いですが、私はあっけらかんとしてるのでいろんな場面で「お前は落ち着きがない」とか「深刻さをわかってるのか」とか言われることもあります。
だからブログとかで暗いんですかね。
口だけ調子いいだけにならないようにしなきゃ。
メニューの中でも、潮中華そばは一切塩を使わず、石巻・女川方面の潮風にあてたホタテを使ったそばみたいです。
私の家も養殖関係なので、近くのものを選んでもらえるだけで・おいしいって食べてもらえるだけで嬉しいです。
ありがとうございます。
地元を離れてから潮風の磯臭さとか海の匂いに気付くんですよね。
次は潮中華そばだな!
店主さんに頑張ってね!と声をかけて頂き、明るいアルバイトの女性に見送られてお店を出ました。
近くにラーメン屋さん見当たらないなーと思ってましたが、思わぬところで見つけられて良かったです。
あっさりした拉麺なのがまた幸運でした。
前はこってり系つけ麺の人気店の近くに住んでいたので胃もたれが…。
夜限定メニューもあり、気になるものがあったのでまた訪れたいです。