凡人の筆【古民家について】
すっかり更新も滞ってますね。
いきなりですが実家が古民家で好きでした。
住んでる時点で果たして古民家なのかというアレはありますが、手入れが大変で愛着が凄くあります。
うちの概要としては明治維新の時に、家の裏の山から木を切り出して作ったらしいこと。
「文明開化の音がするwwウェーイww」カンコンカンコン)って感じで建てたんでしょうね。
親から聞いた話によれば、釘とかは一切使われていなかったそうです。
宮城の沿岸なので地震がやたら多いのですが、震度6くらいの地震だけなら全く問題なかったようです。
全体的にガタついてたから衝撃緩和されたとかなんですかね。
ラーメンの出前の原理的な…。
古民家の良いところ⑴
寒暖がダイレクトに伝わる。
寝てたのは、雨戸と障子しか外との隔たりがない部屋。
冬はガチガチです。
修行僧か!って感じで寝てました。
夏はクーラーなんぞなく、扇風機と蚊帳で凌いでました。
でも、表から見えないところの障子は開けっ放しで寝てたので風通しは良かったです。
夏は開けっ放しなので風通しがかなり良いです。
でも近所でよく見る人慣れした猫とかが家の中に居たりして少しアドベンチャー。
古民家の良いところ⑵
扉の向こうでタイムスリップ
かくれんぼしてて、階段下の物置に隠れてたんです。ハリーポッターか!
物置の内張は、明治や大正のチラシや新聞など。
「だっせww」ってなるようなファッションや「昔の人何考えてんだ」ってな広告がやたらありました。
あと、屋根裏に忍び込んだ時は屏風や火鉢があって「これ呪われてるやつだ!」とか言いながら逃げました。
古民家の良いところ⑶
変幻自在のスペース、これには匠もびっくり
いや皆さんも既知だとは思いますが。
障子や襖を外せば、6畳の部屋が連結して、30畳くらいになったりします。
組み合わせ次第では、お葬式会場とお坊さんの準備室を兼ねたり、お祭りの打ち上げ会場と準備室を兼ねたりします。
古民家の良いところ⑷
大掃除がめんどくさい
良いところなのかって話ですが、古民家って大きな神棚ありますよね。
あれをお盆の前と正月の前など、お客さんが来る前に家族で掃除します。
子供の時はその時にわざわざ親とか祖母が説明してくれました。
この神様はあーでこーで。これはこんな意味があって。
神棚は神道のものでしたが、日本の神話とか読むと「あぁ、あの人こんなことやってたんか…」ってなって面白かったです。
あと、台所の裏には窯神様とか井戸のそばには水神様も居ました。
今のお家でもあったりしますね。
入学だの卒業だのの折には、神棚と仏壇におかげさまで〜どうもどうも〜と報告してました。
古民家の良いところ⑸
開かずの間がナチュラルにある
ただ単にうちの話なんですけど、中学くらいから与えられた屋根裏部屋の奥には座布団がやたら積み重なっており、その向こうに扉がありました。
どうやら大座敷の上の、縁側の真上を通れるスペースだったみたいです。
一度も入ったことのないスペースは物置とかにもありました。
古民家の良いところ⑹
布団がものすごく干せる
大きい家なら干せるとは思いますが、縁側をほぼ全面使えば、お客さん用のものまで干せました。
古民家の良いところ⑺
自然と調和した目覚まし
キツツキが柱つついてました。朝に。うるせえ。
あと、目が覚めたら掛け布団の上にへっぴり(カメムシ)がいて目が合いました。
心地よくはないけど、すぐ目が覚めました。
古民家の良いところ⑻
歴史が身近
天井にある穴について尋ねたら「戦争の時に上から狙撃されたんだよね」って言われました。
あと昔話でしか見たことない囲炉裏について話してたら祖母が絨毯をペロリとまくって「ほら、これだよ」と言ったときはびっくりしました。
囲炉裏は使われてませんが、茶の間や大座敷にはデフォルトで囲炉裏に蓋をした凸凹ゾーンがあります。
古民家の良いところ⑼
住居内サバイバル
現代でもGとの格闘があったりしますが、まず古民家は闇が怖い。
夜になると勝手知ったる自分の家、電気が無くても歩けますが、消す時がものすごく怖い。
おばけの怖さは昔からありましたが、虫を踏むんじゃないかとかそういう点で緊張感溢れる毎日を送ってました。
電気、ものすごくありがたい。
古民家の良いところ⑽
忘れた頃に出てくる漬物
味噌、梅干し、梅の砂糖漬けなど、祖母や曽祖母が作ってる前提です。
蔵を探っていたら祖母が戦前の味噌を見つけてきました。
恐る恐る食べてみましたが大丈夫でした。
あんまり味変わらないよ。
高気密高断熱の住みやすい家も便利といえば便利ですが、なんとなく野生の生き物から抜け出せていないようなガバガバ古民家が私は好きです。
最近この実家が建て替えられましたが、大工さんの話によると、昔の家の縁側や出入り口に使われていた石がかなり良いものだったそうです。
石の各面にそれぞれ違った模様?彫りがしてあって、「昔の職人さんが技量を見せようとしてする仕上げだ」とのことです。
石がいいというよりも、職人さんの腕が良かったんじゃないか…
これは登米の教育資料館のですが、雰囲気的にこんな感じでした。
今更、建てる時の職人さんの技量を知ったわけですが、改めてうちの一族が何代も長く長く愛した家屋だったなぁと思いました。
実家の座敷で祖母が花嫁衣装を着た写真、父や祖父の兄弟たちが落書きした柱、欄間からの光、怖い木目…
このポンコツぅ!と思うところもありましたが、大好きでした。
前々から書いていた記事でしたが、深夜のNHKの番組で、日本初の高層建築「霞が関ビル」の設計者池田武邦さんが、日本人の精神性などと絡めて建築を語っていたので、改めて追記したりなんだりしました。
主に家屋とその周りの環境に焦点を当てた番組内容でしたが、非常に興味深いものでした。
新しく建てた家も親と職人さんがかなりこだわって建てたようなので、子々孫々大切にしていきたいです。
さよなら昔の家!よろしくこれからの家!
凡人の筆【現代の冒険家】
普段、林道とか酷道をワクワクしながら徘徊して冒険気分を味わっている私です。
友達界隈では「樹海を探すな」と言われてます。
そのくせ海外にも行ったことがなく(行きたいと思わない&国内で行きたいところが多い)、フォトジェニックキラキラスポットからも逃げ(こわい)、移動は車(運転が好き)。
目指すはバイクで自己満足的全国B級スポット巡り!酷道険道林道制覇(果てない夢)
しかし、こんなん比較にならんくらい、もっと!もっと!世界中を駆け回って自立&冒険している人が現代にいるんです。
彼の名は春間豪太郎さん。
5ch掲示板で、自身の冒険譚のスレッドを立ち上げ、書き綴っていました。
私はまとめサイトかなんかで読んでました。
なんかもう惹きつけられて、とても長いんだけど一気に読みました。
面白いポイント、伝えきれるかわかりませんがまとめてみました。
①
まず訪れる国の言語や文化を習得すること。
「海外に行くなら英語か中国語あたりできてなきゃダメなんでしょ?ムリィ!新婚旅行とか観光で海外行く人ってみんな英語できるの?すごい(小並感)」
とか思ってたんですけど、海外旅行が趣味の友達からすると、観光するだけならそうでもないようで。
知らんかった…。尻とかOKぐーぐるさんに頼むのか?
春間さんは現地の人とコミュニケーションを取るために、ある程度勉強して習得してから行くようです。
さらにその地で生計まで立ててます。
日本と違う言語・文化や雇用形態で、働く交渉を人づてではなく一人でする大変さ。
日本にいた時のキャッチのバイトの交渉術が活かされてるみたいですが、更に現地に行ってから学んだことをどんどん活かしていく過程が読んでて楽しいです。
食に関しては日本人はうるさいと思いますが、飲料水が泥水だろうが果敢に現地の方々の食するものを食べて生きていってます。
面白いのはただ観るだけ楽しむだけじゃなくて、衣食住全く違う文化圏で一から生活する様子が記されているからです。
②
旅にはコンセプトがあったりして。
キャラバンとか、遊牧民とか。
キャラバンの仲間は動物!それぞれの個性が光ってて賑やかで楽しそうでした。
しかし、苦楽を共にする中で、悲しい思いや葛藤も生まれます。
その教訓を生かして、つぎの旅までには医療の知識を習得。
学ぶことが、冒険のためというか生きるために必要なことに繋がっていくのが痛快です。
③
そんで旅の様子をドローンを用いた写真や動画などで伝えてくれます。
現地で仲良くなった人と、ネットを通して繋がって、かつての仲間の様子を伝えてくれたり。
冒険中でも、PCを使って翻訳などの仕事をして必要資金を調達していました。
この辺りは現代人のなせる技ですね。
④
だいたい観光地としてはあんまり聞かないような発展途上国に訪れています。
先進国みたいに文化が平均化されておらず、濃ゆいところがたくさんあります。
治安や衛生面で不安が多いところはあまり訪れる人がいないのか、全く想像できないので初めて知ることが多いです。
⑤
文章が「冒険家が語り聞かせるような」語り口調なのが地味に面白い。
日本にいるときも、海外に行ってからも、やることなすことを糧にするパワフルさ。
猛烈にやりたいことなんだろうな〜ってのが伝わってきます。
誰かの得になるとか、社会のためとか、そんなん全くないのになぜかもっと見たくなる。
文章だけなのに、この冒険が同じ時間に世界のどこかで起こってることなんだと思うと、ワクワクします。
テレビ番組の万全を期して臨む海外ロケとか、旅行好きの安全にオシャレに観光するレクチャー的なブログなどと、また違った唯一無二の面白さがあります。
「サハラに死す」も読みたいな〜。
この冒険譚が書籍化されるらしいので今回この記事にしました。
書籍の詳細はこちら↓から
(確か)シンプルだったHPもRPGゲームのドット風にアレンジされてます。
おそらく次の冒険の資金になることでしょう。
期待してポチりました。
本屋さんに置かれるみたいなので是非見てみてください。
雑記
海外行くってなったら私もちゃんと文化とか民俗学的なこととか学びたい!
難しい問題も絡みますが、国の成り立ちとか宗教とか天候とか…。
アメリカに仕事の研修で行くみたいですが、仕事以外にも面白いこととか日本と違うところ学んできたいな…アメリカ…。
あわよくばマイナーな感じの国に連れてってくれないかな…笑
拉麺の話【麺や鸞】
今住んでるところの近くのラーメン屋さん。
今回はお腹空いててすぐ食べてしまったので写真ありません😭(食べログでも見てください)
なので文章だらけになりますが、それでよければ…。
麺や鸞
小さい路地のところにあります。
のれんに提灯に路地裏。いい雰囲気です。
近くに駐車場はないので、コインパーキングを利用するといいかもしれません。
店内はカウンター席4+座敷カウンター4、小上がり4人×1、2人×1のこじんまりとしたお店。
頼んだのは極み中華そば。
肉めしも頼みたかったけど、品切れとのことで餃子を。
餃子はニラ中心の定番餃子。
タレが自家製の粒辣油。
店主さんからは酢を足して食べると良いよ、足りなければ醤油を、とレクチャー頂きました。
さっぱり食べられるので酢辣油だけで充分でした。
ラーメンは背脂が少し浮いてる優しい塩味。
麺はツヤのある細めの少し縮れ麺。
チャーシューがふわふわしてて美味しかったです。
これは飲んだ後にペロリといきたいな!
開店直後で人がいなかったので、気さくな店主さんが話しかけてくれて、身の上話など雑談をしました。
店主さんは登米(とよま)の方だそうです。
私の地元の話などをしていました。
石巻は若い頃に遊びに行っていた地だったみたいで、「変わってくのが寂しいんだよね」と語られておりました。
近所のおんちゃんや親戚のおじさんと話してるみたいで、やっぱり地元が近い方って話しやすいなと思いました。
私は地元の人なので未だごちゃごちゃでも若干麻痺してる部分もありますが、若い頃に遊び場にしてた方々から街並みが変わってしまったことを惜しむ声を聞くことが多い気がします。
それと同時に、未来を託されているなぁと感じることも多いです。
頑張らなきゃな!時々落ち込むこともあるけど、うじうじしてる場合じゃない!
開き直りにも近いですが、私はあっけらかんとしてるのでいろんな場面で「お前は落ち着きがない」とか「深刻さをわかってるのか」とか言われることもあります。
だからブログとかで暗いんですかね。
口だけ調子いいだけにならないようにしなきゃ。
メニューの中でも、潮中華そばは一切塩を使わず、石巻・女川方面の潮風にあてたホタテを使ったそばみたいです。
私の家も養殖関係なので、近くのものを選んでもらえるだけで・おいしいって食べてもらえるだけで嬉しいです。
ありがとうございます。
地元を離れてから潮風の磯臭さとか海の匂いに気付くんですよね。
次は潮中華そばだな!
店主さんに頑張ってね!と声をかけて頂き、明るいアルバイトの女性に見送られてお店を出ました。
近くにラーメン屋さん見当たらないなーと思ってましたが、思わぬところで見つけられて良かったです。
あっさりした拉麺なのがまた幸運でした。
前はこってり系つけ麺の人気店の近くに住んでいたので胃もたれが…。
夜限定メニューもあり、気になるものがあったのでまた訪れたいです。
県南の話【雛とピザ・丸森】
つるし雛が見たくて見たくて。
鶴岡地方でもつるし雛の展示があるみたいで、機会があれば行ってみたいです。
丸森町は確かイノシシがいる最北端と聞いていましたが、今調べたら栗原地域でも見られるようですね。
丸森町出身の方がうりぼーが可愛いんだよ!(((o(*゚▽゚*)o)))と言ってたのを覚えています。
江戸時代後期から昭和初期にかけて、呉服・太物の商売に始まり味噌・醤油の醸造、縫製業など幅広い事業を展開し、七代にわたり栄えた豪商、齋藤理助氏。
その屋敷および収蔵品すべてを町が寄贈を受け、「蔵の郷土館」として開放したのが齋理屋敷です。
当時の衣類や美術品などが展示されている7の蔵(1棟非公開)と2つの邸宅。
2010年には、蔵や石風呂などの6つの建築物・工作物合わせて12の建造物が国の登録有形文化財に登録されました。
ほうほう。佇まいから立派な屋敷なのがよく伝わってきますよ。
入館料を払い、早速中へ。
入ったすぐ左手に石風呂がありました。
花崗岩を使ったものです。
結構深いです。
昔の家は、そもそも暮らしていた人たちが自分たちの生活のために改築することが多いので、昔のお風呂を見るのは珍しい気がします。
立派な作りですし、しっかり残したところに好感が持てます。
パンフには沸かしたお湯を風呂に入れて使っていたそうで、朝から準備が必要だったみたいです。
ボタンをピ!だけで風呂が沸く時代、何をするにも労力が必要だった先人たちへは無条件にリスペクトを…。
中庭もしっかりあります。
右手の建物の中でつるし雛が飾られていました。
入ったところに土間と囲炉裏。
今年の干支、戌のぬいぐるみがお出迎え。
可愛い!
犬が徒党を組んでいます。
左手側には早速お雛様。綺麗に飾られています。
右手には目玉木(めだまぎ)。
というかコレって地域で呼び方が違うらしいです。
餅飾りとか呼ぶところもあるのかな?
養蚕やってるところだと繭玉飾りなのかな?
座敷に上がるとつるし雛やさまざまなお雛様がいました。
そして、施設の方(地元のご年配の方)が座敷の真ん中の火鉢で暖まっていて、時々説明をしてくれました。
着物が綺麗でした。
花嫁装束かな。
私の家にも古い写真があって、祖母の花嫁姿の写真がありました。
昔の田舎の家だったので、家の座敷で披露宴?お披露目会?をしたそうです。
冠婚葬祭が実家で済むって今では珍しいですね。
一番奥には大きな雛壇。
よく見るとお雛様とお内裏様の座る位置が逆です。
京都御所は南向きで、太陽が昇って一番最初に陽が当たることから向かって右側が上座だったようです。
大正天皇が即位する際に、西洋式に天皇が向かって左、皇后が右に立たれたことから、関東では向かって左側にお内裏様、向かって右側にお雛様が座るようになりました。
関西圏や、地方・家によっては昔と同じ位置に設置する場合もあるそうです。(説明していただきました。)
このひな壇で一番目を引いたのが彼でした。
スフィンクスみたい…とか言って笑ってましたが、普通に赤ちゃんです。ごめんなさい。
こちらのお雛様。
お内裏様が酒瓶を、お雛様が盃を持っています。
説明してくださった方「これを作った女性がお酒好きなので、お雛様が注げって言ってんだよ」
私「カカァ天下なんですね…笑」
ユーモア溢れる手作りのお雛様。
流行ってるのでつけまつげをしてるそうです。
作った人のエピソードも交えた紹介にクスッとしました。
こちらのお雛様、最初見たときは全員後ろを向いてるのかと思いましたが、丸い体系なのでそう見えただけでした。
こちらはほっき貝の貝殻に衣装などを重ねていって作ったそうです。
県南はほっき貝が名産ですが、資源保護のために9.5cm以上のものしかとらないそうです。
そ、そんなに大きくなるのかー!
よくよく見ると一人一人体系が違うのが個性的。
この座敷は上は吹き抜けになっていました。
上から見た図
下の暖気を上に留まらせたりしてもともと養蚕で使われていたのかな?
古い家は必ず神棚がありますね。
他にも庭には水神様などが鎮座していました。
ベランダに出られたので出ました。
鍵はあのくるくるやって抜くタイプの鍵です。
懐かしい。
中庭が見下ろせますが、街灯は御影石だそうです。
他の蔵では昔の家族写真や、道具、鎧などが展示されています。
POLAつよい。
子供が遊んでいた飛行機などが飾ってある蔵も楽しかったです。
奥にある新館では、今はひな祭りのお茶会が催されていて、お洒落な洋風の建物の中でお茶とお菓子を食べている人たちがいました。
男性四人で来た学生さん?が一つのテーブルを囲ってズズズ…とお茶を飲んでいる姿はちょっと面白かったです。
街の昔の様子や、街の成り立ちや歴史を説明するスペースも興味深かったです。
通りの何軒めのあそこはこういう家だった、とかが詳細でした。
〜だったと思います。など、断定口調ではなくて記憶を辿ったような語り口調なのがツボでした。
斎理屋敷は昭和25年に住んでいた一族が仙台へ引っ越したので街へ寄贈したものだそうです。
七代目は昭和62年にこの世を去って、一族は途絶えたそうです。
街の人たちの記憶や言い伝えを元にしたエピソードが面白く、蔵に納めてあったものが再び日の目を浴びることになり、街の人たちの大切なもの、誇りなのではと思います。
ジェラート屋に行こうと思ってましたが、腹が減ったのでご飯を食べに行きました。
斎理屋敷の横がジェラート屋。
さよならジェラート…
阿武隈川沿いにあるカフェkawa cafe
角田市の民家でレストランを営んでいる方の系列店なんだとか。クリームチーズが有名です。
玄関が民家!ガラガラ…と戸を引いて入ります。
店内はかなりポップ。靴を脱いで上がるところと、土足のまま座れるところがあります。
私たちは土足のまま座る席に座りましたが、足元で「ギギギ…」と音が。中沢啓治か!はだしじゃないわ
びっくりして見ると、足踏みミシンのテーブルだったらしく、ペダルに足を乗せると音がするようでした。
メニューを掲げた黒板に書いてあるメニューがかなり面白い名前でした。
是非行って確かめてみてください。
丸森産の鶏や近隣の食材を使ったメニューがたくさんあります。
ピザのビジュアルがオシャレ!お花畑や〜
そして肝心の鶏肉(丸森産)がふわふわしてて美味しい!
これは親子丼案件でしょう。
花も、想像をいい意味で裏切って味の邪魔をしません。
ピザの生地がカリカリしていて珍しいなと思いました。
ピンクペッパーの香りが感じられて美味しかったです。
阿武隈カレーは最近出たメニューだそうです。
ビジュアルが楽しい!
店員さんが説明してくださったのですが、サラダが山、カレーが阿武隈川、卵が舟下りの船、長いご飯が土手、四つ並んだご飯が高架、ごぼうが線路、二つ並んだポテトが列車で「ABUQ」(阿武隈急行の愛称)の文字が書いてあります。
お店だとわかるのですが「土手が決壊した!」とか地形と反映させて食べられるので楽しかったです(冗談じゃない…!)
カレー自体もスパイスが効いてて「これなんの味なんだろ?美味しい!」と言いながら食べました。
このお店ではライブなども行なっているようです。
そして舟下りのお供にピザを頼めるそうです。
コーヒーのメニューに猫神さま、ピザやカレーの上に猫の形の薄切りジャガイモが乗ってるのですが、猫ゆかりのなにかがあるのでしょうか。
斎理屋敷も普段は猫の置物があるそうです。
そこらへんは次行った時に聞けたらな〜と思います。
阿武隈急行も是非乗ってみたいですし、丸森から福島までの川沿いの道も気になります。
足を運べば楽しいものが見つかる宮城県南地域はもっと行きたいです。
海岸の話【ギザギザとまっすぐの境目・七ヶ浜】
今日は気持ちよく晴れました。
そんなわけで沿岸地域をドライブ!
まずは野蒜(冒頭地図の右上の○)
元々家あったんですけど今はないとこです。
私は牡鹿半島周辺出身なのですが、磯とか岩とか崖はだいたい黒いです。
そこからほんの30〜40km移動するだけで、こんなに色違うのが不思議。
さらに気仙沼より上ら辺からはまた岩壁が白くなったり(その境目が見えるところがありました。碁石海岸か?)
地層がうんにゃらかんにゃらぺんぺんぺんみたいな話だと思うんですが、頭良くなって説明できるようになったら説明します。
このまま宮戸島(冒頭地図の○〜A)
岩壁が白く、山の緑と海の青が映えます。
ここらへんは海苔とかが名産ですね。
湾内は浅いので、海底も濃かったり薄かったり、黒っぽかったり水色っぽかったり多様です。
宮戸島は月浜・大浜など綺麗な砂浜があります。
大浜
月浜
小さな浜で波も穏やかなので、子供連れの方の海水浴にはもってこいかと思います。
道路もなんかのんびり走れて好きです。
ここは松島を一望できる大高森があります。
ヒールの靴でも頑張れば15分くらいで登れたので安心してください。
松島側
牡鹿半島側
こないだ行ったル・ニ・リロンデールの系列店が宮戸島にあるみたいです。
よく通るけど気になってた「あおみな」って施設にあるみたいですね。
宮戸島への道は一本で、すごくわかりやすいところにあります。
これは行きたい!
よく考えたら宮戸島は、島は島でも車で行ける島なんですよね。
小さな橋一つで川を渡ったな〜と思ったら海を超えてるってことか…。
宮戸島を抜けて奥松島パークライン(冒頭地図のA〜Bの間)をゆるゆると走ります。
松島のあたりはいいでしょう。
誰かが書いてんじゃないかな(丸投げ)
塩釜は大好き!ですが今回は通るだけ。
そして多賀城へ入る前に七ヶ浜へ。
七ヶ浜に来た目的は、ズバリカフェです。
友達から「海が見えるカフェがある」と聞いたので早速来たのです。
結構、七ヶ浜に来ますが「工場夜景」「高台から見える海」目的なのでゆっくり飲食は初めてです。
ちなみに高台から見える海ポイントは塩釜方面から県道58号線を進むと見えます。
ここらへんのお宅が羨ましいです。
ああいうところに住みたいな〜!
塩釜とか七ヶ浜は個人的に魅力的です。
というか七ヶ浜は仙台へのアクセス(車で40分・電車はありませんが多賀城駅までのバスがあります)や、展望やマリンスポーツの点など魅力が多いので移住者が多そう?多くなる?気がします。
Shichi no Cafe&Pizza(冒頭地図のB)
SHICHI NO RESORT | シチノリゾート | 七ヶ浜町
昨年12月にオープンしたばかりのカフェ。
平日だったので、海側に座れました!
七ヶ浜の由来、七つの浜を説明するマグカップ。
このカフェがあるのはピョンと飛び出た花渕浜の松島側。
ベーコンときのこの醤油バターのパスタを食べましたが、ソースが香ばしかったです。
おそらく生麺なのでモチモチで、かなり美味しかったです!
写真は撮る前に食べちゃったのでありません(食いしん坊か)
次はウニクリームパスタだな〜!
帰りにピザをテイクアウトで買いました(パスタ以外テイクアウトできると言っていたような)。名前が面白かったです。
秋から冬のことはもう少ししてから考えようね…。
何月が好きですか?私はオメデテーナです。
3月のピザも、ふきのとうの苦みと貝の旨味があって美味しかったです(写真はありません。食いしん坊なので)
ちゃんと石窯で焼いてるようでした。
夜までやってるみたいなのでお酒もあります。
カウンターで注文してから席について、お皿は自分で下げるスタイル。
個人経営のお店や少し狭目のお店は一人で行くと結構すぐ席を立つのですが、ここは広めでコンセントが鬼のようにあるので、ゆっくりPCカタカタやったりできます。
海沿いを展望するカウンター席、テーブル席、出入り口付近のカウンターと二人席。
結構な人数入れると思います。
割とドライな感じ(気兼ねしないっていう良い意味)です。
椅子がグニャングニャンするので「やっぱり食い過ぎか」と思ったのですが、ハンモックチェア?ゆらゆらする椅子です。
春日並みにはしゃがなければそうそう壊れることはなさそうで、かなり座りやすかったです。
席からの展望。
こちらのお店が面するのは松島側です。
遠くに我が牡鹿半島。
リアス地形のため幾重にも重なるギザギザした海岸線です。
風が強い日だったので、目の前でウミネコが風に乗ってゆらゆらしてました。
店員さんはおそらく地元の方で、「見慣れてるはずなのに、席に座った人たちのシルエット越しの海が本当に綺麗なんですよ!」とおっしゃってました。
確かに注文カウンターから見ると、席にいるお客さんたちが逆光っぽく影になって、バックは海で…絵はがきみたいでした。
よく考えたら、想い想いに座って寛いで変顔してても見方によっては絵になるって凄いです。
是非お店でその景色を見てみてください。
結構地元の方も来るみたいです。
混んでなければ読書して長居して差し支えない感じなので地元にあったら通いたいですね。
地元は石巻なんですよ〜と言ったら「じゃあ同じ海の人ですね」と言っていただいてニヤッとしました。
どこをとっても絵になるお店でした。
烏滸がましいですけど「七ヶ浜だと夜に飲みに来るとなるとバスかぁ?ワーゲンのサーフワゴンとか映えそうだな〜盛り上がれ〜」とか帰りながら考えてました。
店出てから知ったんですけど、ホテル併設のリゾートみたいな感じらしいです。
左の鶴がカフェ、右の鶴がホテル。
釣りやヨット、マリンスポーツが好きな人は素泊まりのホテルも活用すると思う存分楽しめそうです。
目の前にありますしね。
夜はカフェでお酒飲めますし…テラス席もあるみたいでしたし…夏とか最高だろうなー!
こんなに海が目前で大丈夫か?!と思われるでしょうが、ちゃんと三階の高さに避難場所があり、いつでも登れます。
上からの風景
七ヶ浜の知り合いの印象にかなり左右されてますが、七ヶ浜はカメラ!バイク!海!オシャレ!ゆったり!って感じです。
例えるなら湘南?(行ったことない)
高台の住宅街の、海沿い特有の町並みの安心感もかなりあります。
しかし、若い人たちやこれからできていく街にもかなり期待してます。
その一方で前はどんな町だったんだろう?って後悔もあり。
こういうのインスタとか口コミで広げられれば良いんですけど、私はネット上でもコミュ障なのでブログで…。
お店の方に、念のため掲載の許可をいただく時などは、有名ブロガーでも何でもないので申し訳ないです(泣)
しかも一つ前の記事なんて秘宝館だぜ?ワイルドだろぉ?
聞くのやめたほうがいいのか…?
しかし、お店もそういうコンテンツには前向きなようで、下の画像のような企画を行なっていました。
裏面にクエストの手本写真載ってましたので、訪れた際は記念撮影がてら是非(誰目線だ)
七ヶ浜の仙台湾寄りは海岸線はまっすぐ!
高い防波堤を駆け上がるとズバーッと太平洋!(冒頭地図のBのちょっと下)
ピョンと飛び出てるおかげで、七ヶ浜は方向によって雰囲気が変わるのが面白いなぁと個人的に思いました。
店の壁の七ヶ浜の地図。
疲れたら寝にくる仙台新港(冒頭地図のC)でボケーっとしてドライブ終了。
夕暮れ時なので名古屋〜仙台〜苫小牧を結ぶフェリーの灯りがついていました。
海上の星空は最高なので機会があれば是非(今回こればっか言ってるな)
そして海ばっか撮ってるな。
※ここから雑記
最後に。時期的に。
震災の教訓とかなんやらいろいろ忘れちゃならないこともありますが、それとは別に、歩みを見せている部分ももちろんあります。
ちょいと前の病んだ記事はなんなのか。
同じ被害を受けた地域が頑張っているのを見るとこちらも元気が出ますし、応援したくなります。
あの時助けていただいた方々が、ひっさびさに来てくれた時に、楽しんでもらえたらいいなぁ。
悲しさ寂しさよりも、日常になったのか、海綺麗山綺麗ー!食べ物美味しい!やっぱり好きだなー!って楽しんでる時がほぼだからかもしれません。
ブログ始めた時は震災震災うるさく書きたくなかったけど…またこれから控えます。
前に愚痴ったの忘れて同じこと愚痴っててワロタ。
巡った全ての地区について。
私の地元や近隣は被災地とか言う所なので、ついつい、復興しようぜ!どうだ!ホレ!ホレ!って感じが強くなってるかもしれませんが、どこの地域もイーブンに見たいです。
どこもそうだと思いますが、なんもねぇなんもねぇテレビもねぇラジオもねぇとか言ってますが、育った人・住んでる人たちが大したことないし地味だけど好きなところはたくさんあると思います。
でも、それを伝えるのが難しいし、受け取る側の価値観も多種多様。
友人を連れてドライブに行った時に、お気に入りの夜景を見せてまわりましたが、やっぱり興味ないと言うか、物足りなさそうにしてて難しいなぁと思いました。
あんまり人住んでない街で育つと電気だけで感動すんだよ!(友人も田舎出身ですが理想が高いみたいです)
私は感動の沸点が低いんですけど、だからこそ書くこともたくさんできるわけで(映画とか小説でぜんぜん泣かないくせに)
なんにせよ、暇があれば色んなところに遊びに行って精一杯楽しむのが一番嬉しいだろうし、私も嬉しいです。
…やっぱイベントとか接客業とか向いてるのかなぁ〜
福島の話【歴史と蕎麦と性】
※下ネタが苦手な方は途中からご注意ください(注意喚起あり)
福島は大内宿に行ってまいりました。
大昔に来たことがあります。
その時は「ねぎそば」は「ねぎそば」でも刻んだ青ネギが山のように乗っているそばを食べました。
今回はリベンジも兼ねて正統派ねぎそばをいただいてきました。
福島県は横に長いので、阿武隈高地・奥羽山脈を隔てて「浜通り、中通り、会津地方」の三箇所でかなり天候に差があります。
今回は会津地方へ行きましたがまだ雪がたくさんありました。
道路には残ってなかったので安心。
大内宿
こんな感じのノスタルジーな家並みが道を挟み数百メートル続く地区。
夏に行った時はここの水路で野菜が冷やされてました。
今回行ったのは入り口近くの有名なお店、みさわやさん。
冬仕様な見た目。
中では囲炉裏端で川魚を焼いていたりします。
しかも出入り口付近は吹き抜けでした。
席は今の季節は炬燵。
襖を取り払った広い空間に10席近くのコタツが並んでいてなかなか珍しい光景。
この上がどうなってるのかとても気になりました。
席につくと、あったかいお茶と、漬物、蒸したじゃが芋が出てきました。
じゃが芋がさつまいもみたいに甘くて美味しかったです。
こちらがねぎそば(高遠そば)
このネギを箸代わりに麺をすすり、薬味代わりにネギをかじります。
蕎麦自体しっかりしてて美味しかったですが、ネギがちょっと辛かったです。
生のネギを丸かじりするのは初めてだったのですが、結構ザクザクと歯切れが良いことに驚きました。
通り沿いのお宅では、お土産や玉こんにゃく、焼き餅や焼きせんべいが売っているのですぐお腹いっぱいになります。
古い家に、昔話に出てきそうなおばあちゃんが座って店番してるのでタイムスリップしたような気分になります。
夏には水路で冷やしたラムネやトマト、きゅうりが売っていました。
※ここから未成年進入禁止。ご注意ください。
性信仰玩具道六館
次に行ったのはここです。
郡山市の少し東側に滝桜で有名な三春町があります。
高柴デコ屋敷は三春駒・三春人形などの展示や販売を行なっています。
デコ(木偶)とは人形のことで、要するに人形屋敷とのことです。
福島は赤べこといい、可愛い民芸品が多いですね。
中は真面目に民芸品が置いてあったり、作業してる人がいたり。
ゆっくり見る時間があればちゃんと見たかったです。
ここの裏の裏にね、あるんですよ。
スーパーダブルエックスが。
この標識に従って坂を登ります。
ありました。
無人の券売機で400円でメダルを買い、中へ入る仕組みです。
配慮サンキュー!
中はこんな感じです。
ひぇー!わかりやすい。
入り口入ってすぐには、四十八手ハンカチなどの自動販売機がありましたが、ほとんど売り切れでした。
書いてて気づきましたが、画像右上のテンの剥製も性的なのか…?
左右の棚には、性的なものをモチーフにした置物や、春画、トランプなどが置いてありました。
お決まりの「下から覗かないでください」、覗きますよね〜
安直に想像通りのものがある場合もあれば、更に細かい彫刻で男女の交わりの様子を彫ってあったりして、少し感心しました。
枝全てを男性器にされてしまった木とかがあり、彫りやすい形なんだろうな〜と思いました。
あと、男性器を模した木の彫刻にタバコがぶっ刺してありましたがなんなのか全くわかりませんでした。
は?新手のいじめか?
だれか知ってたら教えてください。
奥に行くと美女の模型があり、100円投入するとププッピドゥ!な感じに風がブォ〜と出てきます。
画像向かって左側の女の子が普通に可愛かったです。
そしていろんな毛の表現が割とリアルで驚きました。
室内中央には卑猥な椅子が置いてあるのでゆっくり休むこともできます。
ここではホテルのご休憩が全く休憩じゃない矛盾について少し考えました。
一人がけの椅子が二つあり、それぞれに男女のモチーフがデザインされているのが少し気に入りました。
上を見ると、往年のセクシー女優の写真や、マネキンが二人くんずほぐれつ。
マネキンの男がサンダルだけ履いていて少し面白かったです。
狭いのですぐ見終わるのですが、誰か来たらどうしよう…とヒヤヒヤしました。
昔の人もエロ☆パワ〜を創作にぶつけていたんですね。
ジャンル別に綺麗に見やすく並べられていて良かったです。
帰りには近くの神社を見ました。
ん?
これは外に置くんかい。
てっぺんの神社には普通に木の板に真面目なお祈り?が書いてありました。
「元気な子を授かりますように」
「嫁が欲しい」
「いとこができますように!なかよくなれたらいいな!!小学二年生」
いろんな願いがありますね。
これは梅。
みんなの願いが無事叶いますように。
熱量で察してもらえると思いますが、今回は三春のエッチな館を目当てに行きました。
しかし時間がたりなかった感。ぐぬぬ!
福島はほんと各市町村に見るものがあってなかなかまわりきれないです。また来たいな。
民俗学とか詳しくなりたいな〜
そしてほかの地方の秘宝館にも是非行ってみたいです。
登米の話【明治村とカフェ】
小学校の頃に、体験学習?遠足?で登米の教育資料館行くはずだったんですけど身内で不幸があって行けなかったんですよ。
実に10年以上越しに訪問してきました。
だいたいこんな感じの地域。
ぼやけてるところあってすみません。
めちゃくちゃ面白そうじゃないですか?
キリシタン遺跡気になりますが今回は行ってません今度行くわ。
お土産販売所とかもあって、その裏に停車。
登米市では「仙台麩」「はっと汁」が名物ということもあり、たくさん売ってました。
教育資料館
これですこれです。
ひゃ〜かっこいい。
これ、元小学校だったんです。
立派な校門です。
入ったところに日時計がありました。
何時かいまいちわかりませんが、だいたい午後です。
ではでは校内へ。
なんか「縁側」感がありますね。
これ子供達が走り回ったら、ガラスがグワァラゴワガキーンって鳴ると思います。
ガラスは昔のガラスなので、ヒビや厚みの差があるようです。
小学生の頃に来てたら登校って感じだったと思いますが、今は授業参観でもおかしくはない年齢です。
どんな気持ちで徘徊すりゃええんや…
とは言っても、それぞれの教室には「昔の生活用品」「登米町の歴史」などを紹介するパネルや展示などがあるので、ちょっと文化祭っぽくもあります。
中田町、東和町、登米町、津山町の四町で宮城北上連邦というタッグを組んでいるようです。
東和町、思ったより広くてびっくりしました。
地図見てても気づかなかったです。
市町村合併の弊害や!
電車で立ってる人みたいな北上川を掴む河童ちゃんが可愛い。
今回は時間の都合上行けなかった警察資料館。
かっくぃー!この目に焼き付けておきます。
二階からの風景。
スタンダードな教室。
いま小学生の机とか見るとめちゃくちゃ小さいですね。
膝上くらいの高さに机がありました。足引っ掛けて転びそう。
この教室には足踏み式オルガンと、この学校の校歌の楽譜や音楽の教科書などがあったので、校歌と君が代を弾いてきました。
この教室で、給食を食べたりすることができるみたいです。
卒業したらもう給食食べらんないよねーとか思ってるあなた、朗報ですよ。
班で机をくっつけるくっつけないだので喧嘩できますね。
畳の教室があって、手芸や書道の教室みたいになってました。
授業中に畳にゴロンしちゃうだろうな。
廊下をうろついてたら
ヒェッ…!?!??!
妙に生々しい校長室の再現です。ここがあの校長のルームね…。
鬼気迫る表情、Don't touch me…
なんか怖くて入れませんでした。
でもソファなどが華美だしちょび髭だし、お洒落な校長でした。
小学校にバルコニーってお洒落ですよね〜
柱の上の部分にも細かな装飾が施されています。
未成年の主張やりたい。
昔は登米から佐沼などを経て瀬峰から築館へ繋がる仙北鉄道が走ってたみたいです。
乗ってみたかったなぁ。
宮城の県北は広いのでなかなか鉄道だけでカバーしきれないです。
免許がない頃は気になって仕方なかったのですが、車がないと行けなくてぐぬぬ…だったんです。
くりはら田園鉄道、仙台鉄道、塩釜線、秋保電鉄など、廃線が気になって仕方ない。
気仙沼線も海沿いを走る鉄道なので乗れなかった後悔が…思い立ったら吉日ってしみじみ。
駅構内の再現みたいです。
この顔にピンときたら110番
校庭に井戸があったり、予鈴の鐘があったり。
鳴らしてる人が居ましたが、「授業始まる!」じゃなくて「除夜の鐘」って感じでした。
中には昔の雑誌やレコードを展示している部屋も。
光輝こんなん描いてたんか!
ひばりちゃんのレコード。やっぱり美人。
他にも教科書などが展示されてましたが、漢文みたいな感じでまったく読めませんでした。
昔の小学生はあたまいいんだなぁ。
ちなみにこの教育資料館は登米市の観光PRCMの撮影にも使われました。
ばーちゃんの殺陣もあってカッコいいです。
教育資料館のスタッフの方に、春蘭亭という武家屋敷をお勧めしてもらったので見てきました。
なにやらとよえつが撮影で来たらしいです。
役所広司しか浮かばないけど行ってみました。
行く途中の町並み。
普通に住民の方が住んでいるお宅でもちゃんと塀と門が構えてあって立派でした。
内陸の昔からのお宅は庭が広々してていいなぁ。
春蘭亭
普段はカフェもしてるみたいですがもう閉店後でした。
まっすぐ行くとそのまま建物へ。こちらは表座敷に。
左側はこんな感じで小道が続いてます。
裏座敷につながっていました。
中へ。
こちらは表座敷。
ひな祭りが近かったので人形が飾ってありました。
心霊みたいなのは私です。
こちらは裏座敷。
何か書いてあるのかわかりませんが、とよえつが来た痕跡はありました。
ここらへんは警察資料館の他にも玄昌石の館など古い建物があったのでまた今度来たいです。
そしてはっと汁と仙台麩丼を…!
ちなみに登米市は、様々なはっと汁が振舞われるはっとフェスなるものがあります。
これは去年のですが、これも行きたい!
腹が減ったので、近くのカフェへ行きました。
ちなみにこの日は桃生町のくさかんむりcafeを目的に出かけたのですが、待ちの車のカップル率が高くて挫折し、登米市まで来たわけです。
CAFE・GATI
ここは道路からだと少しわかりづらいところにあるので注意です。
裏が田んぼです。登米感強い!
ランチやってたのでキーマカレーを頂きました。
カレーの中にスパイス?が入っていて、噛むとオリエンタルな感じでなかなか個性的でした。
コーヒーもいくつか種類があったので、コーヒー好きの方は楽しいと思います。
更に、豆の販売も行っていました。
ティキンなので店内の写真は撮れませんでしたが、素敵な机やソファに加え、テラスや螺旋階段などがありました。
古いコーヒー入れる機械や、小物に至るまで拘ってるなぁ…という印象でした。
更に、ドラムセットやCDが置いてあるので店員さんに尋ねたところ、時々ライブを行うそうで。
テラス席にも出られるらしい!
更に、7月頃に近隣の登米高校にて、「山波」というライブ&食事が楽しめるイベントを行なっているそうです。
出演アーティストも個人的に知っている人が居たりしてこれは行かねば…と思いました。
仙台市以外だとクラブとかライブハウスはなかなか無いので、貴重な機会です。
もともとは違うカフェ目当てでしたが、棚ぼた的な良い情報が手に入れられて良かったです。
徘徊 is 正義
全国的に話題になる市区町村や大きな街以外でも、観光PRや面白いスポットに力を入れていたり、その地で根をはり独自のイベントを行う若い人たちがいるのがとても心強いなと思いました。
実際に自分で調べて足を運んでやっとわかることが多いですが、なんらかの形でもっと発信できたらなー!